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書籍名: |
平良敬一建築論集 機能主義を超えるもの
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著者名: |
平良敬一 |
発行所: |
風土社 |
判型: |
A5 |
ページ: |
288 |
価格(税込): | ¥ 3,300 | 価格(税別): | ¥ 3,000 |
発行年月: |
2017.04 |
商品コード: |
86390043 |
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建築ジャーナリズムに携わって間もなく70年になる著者が、自ら主宰した数々の建築雑誌に綴ってきた膨大な量の論文・著述の中から珠玉の18編を精選。近代建築が置き去りにしてきたもの、現代建築が見失っていることへ投げかけられた提言とは。
■目次 1. 地域主義の可能性 ・家をつくることの「地域性」 ・木造住宅:その可能性に向けて ・南島・沖縄の建築文化−編集言 ・北国の住まい−編集言 2. 機能主義を超えるもの ・機能主義を超える論理と倫理を求めて ・地域共同体への視座 −「言語モデル的空間論」を手がかりに 鼎談 伊藤ていじ・神代雄一郎・平良敬一 ・都市計画批判の哲学へ
3. 空間から場所へ 技能の復権 ・雑誌『住宅建築』創刊にあたって ・もう一つの前線 永田昌民−N設計室の仕事 ・<住み家>への権利 ・「空間論」から「場所論」へ −生命現象としての景観・環境・まちづくりをめざして ・戦後史の記憶から浮かび上がるキーワードは、技能の復権である −雑誌『住宅建築の』の思想(こころざし) 4. <非都市化>論 ・都市と田園の新しい地平−ハイブリッド・ヴァナキュラリズム ・非都市化への革命−混在郷での暮らしのなかで同情性を楽しむ 5. 建築批評 ・不連続における成功と失敗 −吉阪隆正のアテネ・フランセと江津市庁舎 ・メタボリズムの新たなる展開 菊竹清訓の近作について ・《根源的世界》への志向 白井晟一の語法をめぐって ・前川國男における日本的感性 埼玉県立博物館と熊本県立美術館
・あとがきに代えて 戦後建築ジャーナリズムとともに歩む
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