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書籍名: |
チョンキンマンション 世界の真ん中にあるゲットーの人類学
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著者名: |
ゴードン・マシューズ 著、宮川陽子 訳 |
発行所: |
青土社 |
判型: |
四六 |
ページ: |
416 |
価格(税込): | ¥ 3,080 | 価格(税別): | ¥ 2,800 |
発行年月: |
2021.03 |
商品コード: |
79177354 |
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世界有数のメトロポリス、香港。グローバル経済、文化の中枢を担う大都会の一角に、ひとつの巨大な雑居ビル、チョンキンマンション(重慶大厦)がある。17階建てのそのあやしげなビルには、毎日100か国以上の人びとが行き交う。なぜ世界中のバックパッカーや商人たちは、チョンキンマンションをめざすのか。そこでどんな取引がなされているのか。長年にわたり現場に通い続けた人類学者が丹念に描く、もうひとつのグローバリゼーション。解説・小川さやか
■目次 序文 香港について 第1章 場所 チョンキンマンションを紹介しよう 「世界の真ん中にあるゲットー」 なぜチョンキンマンションは存在し、なぜそれは問題なのか 建物 歴史 所有者組合 商売 私自身のかかわり合い
第2章 人々 貿易業者オーナーと経営者 臨時雇いの労働者たち 亡命希望者たち 家政婦たち セックスワーカーたち ヘロイン中毒者 旅行者たち こうした異なる集団がいかに交流しあっているか
第3章 商品 チョンキンマンション内の商品の流通 商品を売る 買い手につけこむ コピー商品製造業者たちと仲買人たち 携帯電話販売店のごまかしと骨折り 多種多様な貿易業者たち 貿易業者の間の世代間格差 貿易業者の手法 中国の魅力 税関の脅威 商品と貿易業者の意義
第4章 法律 いたるところにある法律の影 法の境界線上でのせめぎあい 警察の役割 査証と住民権 亡命希望者と法律 「本物」と「偽物」の亡命希望者たち 亡命希望者たちの生活 変化する亡命希望者たちの扱い
第5章 未来 チョンキンマンションの変わりゆくイメージ チョンキンマンションはどのように人々を変えるか 文化的アイデンティティ グローバルな意義 チョンキンマンションの未来/世界の未来
・一〇年後のチョンキンマンション 日本語版のあとがきにかえて 解説 小川さやか
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