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書籍名: |
漁師はなぜ、海を向いて住むのか? 漁村・集住・海廊
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著者名: |
地井昭夫 |
発行所: |
工作舎 |
判型: |
A5 |
ページ: |
304 |
価格(税込): | ¥ 3,080 | 価格(税別): | ¥ 2,800 |
発行年月: |
2012.06 |
商品コード: |
87502446 |
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漁村に魅せられ、漁師や海女たちのダイナミックな暮らしぶりに共感を寄せた建築家・地井昭夫。宮本常一に私淑し、丹念なフィールドワークから、集住や共同空間などを活かした地域づくりを提唱。漁村復興への貴重な提言となる書。
■目次
・序 漁師はなぜ、海を向いて住むのか?
・1 来訪神空間としての漁村 住宅と集落はどこからきたのか? 丹後・伊根浦の研究・序 漁村空間における漁港の役割 日本の沿岸地域における信仰と生活形態 漁村の人々はなぜ海を向いて住むのだろうか
・2 しなやかな家族 輪島市・海士町の海女家族 漁村の生活と婦人労働の役割 漁村の生活と環境を考える 囲い込まれ、放り出される子どもたち
・3 発見的方法 壮大なる野外講義:大島元町復興計画 発見的方法 逆格差論 沖縄振興のもう一つの視点
・4 エトスの表現としての農村空間 エトスの表現としての農村空間 安佐町農協町民センター 山城を築きて国家と對決致し候 幻の蜂の巣城を復元する 環境と建築 他力本願の住宅づくり 草葺の家・私的体験から 棚田の米づくり体験から「水の社会資本素」を考える 日本はクラインドルフ政策を 吉阪研究室と中国研究
・5 島と本土の防災地政学 三陸津波被害とその復興計画 天災は覚えていてもやってくる 淡路と奥尻と伊豆大島と 島と本土の防災地政学 しまなみ海道とポスト架橋の地政学 中山間地・水源地域と都市の共生 島―国土の〈入れ子〉構造と島嶼地政学の課題
・6 人類の海への三度目の旅 拝啓 大前研一様「21世紀の海を拓くために」 人類の海への三度目の旅
付録 都市のORGANON 現代建築への告別の辞 解題 地井昭夫の漁村研究・漁村計画 幡谷純一 解説 地井昭夫の仕事=海村へのオマージュ 重村力
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