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書籍名: |
設計の設計
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著者名: |
柄沢祐輔、田中浩也、藤村龍至、ドミニク・チェン、松川昌平 |
発行所: |
LIXIL出版 |
判型: |
A5 |
ページ: |
316 |
価格(税込): | ¥ 2,420 | 価格(税別): | ¥ 2,200 |
発行年月: |
2011.09 |
商品コード: |
87275170 |
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モダニズムを支えた規範的社会制度が崩壊し、微細な差異の集積としてのポストモダニズムが称揚され、思想や建築として体現された20世紀末。さらに「建築」が「アーキテクチャ」、「都市」が「グローバル・シティ」へと変質していくなかで、新たなプラットフォームづくりを急ぐ2000年代を過ごした私たちは、コンピュータをはじめ、いまや実装可能、実現可能になりつつあるさまざまなツールを用い、行動やプロセスのなかで、建築、空間、情報環境を設計し、人と社会の関係を設計しなおす試みを絶えず行なっている。 本書では、建築、技術開発、情報工学のイノベーターである若き5人が、過去のさまざまな成果のうえに立って、建築、空間、情報環境のまったく新しいパラダイムを立ち上げ、これからの時代の「設計の設計」のヴィジョンと実践を示す。 2010年末より半年間、「10+1 web site」で行なった連載「10+1 SCHOOL<建築・都市・情報>制作の方法」を大きく改稿、構成を更新し書籍化。 ■目次 ・今始まる「設計の設計」 ・柄沢祐輔 非線形のフォームと新しい空間の表象−ネットワーク的な建築をめざして 第1・2回 20世紀初頭の空間概念の変動による近代芸術・近代建築運動の勃興 第3・4回 「瀋陽市方城地区計画(Shenyang Fangcheng Project)」の実践 実践にむかって ・田中浩也 アーキテクチュラル・コーディング−計算、造形、工作 第0回 コーディングとデザイン 第1回 パラメトリック・モデリングとゲーテ−型と派生の思考をめぐって 第2回 デザインの民主化/オープンソース化 第3回 デジタル・ファブリケーションとデジタル・マテリアリティ 実践にむかって ・藤村龍至 批判的工学主義から「設計」を考える−建築的思考と情報的思考の関わりから 第1回 「設計」をめぐる3つの問い 第2回 「超線形設計プロセス論」─130 第3回 「超線形設計プロセス論」の批判的検討─143 第4回 「超線形設計プロセス論」の応用──教育とコラボレーションの方法論として 実践にむかって ・ドミニク・チェン プロクロノロジカル・デザインに向けて−情報の相同と継承の設計 第1回問題提起 創造の連帯のために 第2回 人工物の生態系 第3回 継承・相同系と記憶・模倣系 第4回 情報の生態学的な相同と継承 実践にむかって ・松川昌平 設計プロセス進化論−Algorism−建築の計算(不)可能性 第1回 設計プロセスの進化論的枠組み 第2回 モダニズム以前の設計プロセス 第3回 ポストモダニズム以降の設計プロセス 第4回 アルゴリズムを用いた設計プロセス 第5回 −Algorism−建築の計算(不)可能性 実践にむかって ・「設計の設計」のこれからを考える
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