全15章で構成される本書は、写真、図面、テキストによって主要作品を解説。 とくに、合計50000字を超える作品解説は、すべて建築家本人による書き下ろし。自らの作品を徹底的に語り尽くす。巻末には、乾久美子論を2本収録。
■目次 00 ウサギをめぐる秩序の話 01 神経質でない場所 片岡台幼稚園の改装 02+03 人と建築がデリケートに関係する 御殿場のアウトレットブティック、ヨーガンレール丸の内、ヨーガンレール心斎橋 04 「聴く」というような処方箋 Louis Vuitton Taipei Building 05 解像度の問題、表情と表現 Dior Ginza 06 そこにある風景を肯定する方法 新八代駅前のモニュメント 07 アートのための場の「自然」さ アートセンターのコンペティション案 08 意味が反転、その連続 地下鉄駅のコンペティション案 09 計画のコントロールの中途半端 アパートメントI 10 実感としての一様、林 ハウスK 11 「噂の娘」の中の重層的な空間、家族 ハウスT' 12 風景の編集 スモールハウスH 13 未完成な室内 フラワーショップH 14 オフィス空間の再検討 ビルディングK 15 建築をそっとおいてみれば 展示室のコンテクストのスタディとエピローグ 解説01 藤村龍至 解説02 西沢立衛
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