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書籍名: |
建築モダニズム講義
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著者名: |
三沢浩 |
発行所: |
王国社 |
判型: |
四六 |
ページ: |
183 |
価格(税込): | ¥ 1,980 | 価格(税別): | ¥ 1,800 |
発行年月: |
2014.06 |
商品コード: |
86073057 |
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20世紀に入り鉄やガラス工法などの新技術によって、それまでの様式に縛られない自由な形や空間が「近代建築」として身を結んだ。本書では、その歩んだ道を丹念に辿り、豊富な実例写真を参照しながらドラマチックに解明する。「そこで何が行われたか」を常に想起することが、現代の建築の置かれた状況を考えるヒントになるはずである。
■目次 ・第1講 近代建築の黎明 現代の建築への潮流を探る/ボザールの世界、ラブルーストからガルニエ 近代建築の曙、クリスタル・パレス ・第2講 工作物から建築へ 工作物の時代、エッフェル塔など/鉄骨の技術、コンクリートの技術 ペレのコンクリート打放し ・第3講 一九世紀末の建築運動 アーツ・アンド・クラフツからグラスゴー派へ アール・ヌーボーの動向/カタロニアのモデルニスモ ・第4講 近代建築のための運動 ワグナーとセセッション/アドルフ・ロースの装飾は犯罪/ベーレンスとその周辺 ・第5講 シカゴ派及びライトの影響 シカゴ派と万国博とライト/ライトの「作品集」、セセッションとの関わり デ・ステイルの発生とライト/アムステルダム派とベルラーヘ ・第6講 ウエルクブンド ウエルクブンドという名の運動/ミースのガラスと鉄のビル シュツットガルトのワイゼンホフ住宅展/ドイツのジードルンク建設 ・第7講 ル・コルビュジエの発信 ル・コルビュジエのエスプリ・ヌーボー/ドミノ・システムからシトロアンへ 近代建築は白い四角な箱/マンドロ夫人邸に始まる転換/CIAMの発足と展開 ・第8講 バウハウスとグロピウス グロピウスのワイマール・バウハウス/デッサウの新しいバウハウス ・第9講 トリビューン・コンペとアール・デコ シカゴ・トリビューン社コンペ/アール・デコ博の成果 アール・デコ摩天楼のニューヨーク/「近代建築・国際展」という反撃 ・第10講 アメリカとヨーロッパの交流 ノイトラ、ウィーンからアメリカへ/ヨーロッパからの亡命、相次ぐ アメリカに発生した近代建築/アメリカ時代の到来と土木技術 ・第11講 フランク・ロイド・ライトの復活 ライトの復活は「落水荘」から/ジョンソンワックス管理棟以降のライトの作品 ・第12講 第二次世界大戦に向けて テラーニによるファッショの家/ナチスの建築、ヒトラーの造形 シュペーアのネオ・クラシシズム ・第13講 戦後の復興、ル・コルビュジエの存在 大戦後の復興とベルリン/ル・コルビュジエの遺産/シャンティガールの都市建設 ・第14講 ヨーロッパの建築の動向 北欧の近代建築家たち/アルバー・アールトの独自の世界 ポンピドー・センターの完成 ・第15講 モダニズムの行方 アメリカ建築家の新世代/モダニズムが見落としたもの/ローテクとハイテクの時代 世界で交流する建築家たち/モダニズム建築を問い直す
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