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書籍名: |
建築家を知る/建築家になる
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著者名: |
山本想太郎 |
発行所: |
王国社 |
判型: |
四六 |
ページ: |
189 |
価格(税込): | ¥ 1,980 | 価格(税別): | ¥ 1,800 |
発行年月: |
2010.04 |
商品コード: |
86073046 |
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構造計算偽装問題を契機に行われた建築基準法の改正、建築士法の改正によって、何が変わったのか。建築家への道のりは険しくなったのか。技術と文化を統合する建築家本来の「建築的な表現」は可能なのか。難しい時代と不況にどう向き合えばいいのか。 坂倉建築研究所に12年間勤務の後独立した著者自身の経験をもとに、まだ見ぬ建築予備軍から悩み多き建築正規軍まで視野に入れ、解決に至る道筋を実例・実作を交えて具体的に提起する待望の書き下ろし。 ■目次 序 建築家について論じる意味/建築家になるために 建築家像の問題 第一章 建築家をとりまく状況 日本には建築家が多いのか/建築家人口と建築学生人口 建築家人口と戸建住宅/日本の建築家の能力 経済状況と建築家/建築主と建築家 建築主の傾向/不透明なパッケージ 制度と設計業務/建築家と信用 ・建築マスコミ 1.建築を伝える難しさ 2.リアライズを伝えること 第ニ章 建築家への道のり 海外のアーキテクト制度/建築家の国際スタンダードにむけて 日本の建築士法 ・建築士事務所までの道のり 1.建築人生のイメージ/2.教育段階/3.実務経験 4.意匠設計者として一級建築士事務所を開設する場合 5.構造/設備の設計事務所を開設する場合 6.試験の内容/7.建築士事務所開設後 8.二級建築士事務所/9.設計教育について 10.設計事務所への就職 第三章 建築的な表現 ・建築という表現メディアの特質 1.実用性/2.物理性/3.場所性/4.支配性 5.一品性/6.社会性・日常性 建築的表現/非日常と日常の連続性 建築的な表現と建築デザイン/建築的な表現とディテール 第四章 建築的な技術 建築と技術/建築的な技術/構法・工法 ・マテリアル 1.鉄筋コンクリート/2.鉄・金属/3.ガラス 4.木・木質材料/5.プラスチック 構造/設備/法規/コスト/環境問題・健康/CADとCG 第五章 建築的な表現のプロセス 「建築的な表現」は叙述できるか 事例1 戸建住宅 ・はたのいえ 住宅建築の特殊性/住宅という端末/「はたのいえ」立地条件 「はたのいえ」外観/「はたのいえ」窓と構造 「はたのいえ」性能・設備 事例2 共同住宅、リノベーション 板橋のリノベーション/戸建住宅と共同住宅 リノベーションにおける建築表現/社会資産とリノベーション技術 「板橋のリノベーション」状況 「板橋のリノベーション」建具という装置 「板橋のリノベーション」設備・環境 事例3 コンバージョン、アート、公共空間 妻有田中文男文庫 「用途」とコンバージョン/建築の中のアート 「空家プロジェクト」建築家がアートに参加する意味 「空家プロジェクト」日常と非日常 「妻有田中文男文庫」公民館のコンバージョン 「妻有田中文男文庫」日常と非日常 結 建築家の持続可能性
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