憲法の理念に支えられて形成されてきた戦後住宅政策はなぜ終焉してしまったのか。市場主義への傾斜にどう歯止めをかけ、福祉の根幹である住宅問題にどのように対処していったらよいのか。新たな議論の展開と展望を得るために、都市・住宅政策を研究してきた著者が戦後住宅政策を検証する。
■目次 ・はじめに わが国の戦後住宅政策を検証する前に ・第1章 戦後住宅政策の終焉 ・第2章 戦後住宅法制度の発足とその意義 ・第3章 住宅金融公庫 ・第4章 公営住宅 ・第5章 公団住宅 ・第6章 地方住宅供給公社 ・第7章 戦後住宅政策の行方 ・第8章 あるべき住居法 同潤会住居法案を教訓として
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