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書籍名: |
住まいの解剖図鑑
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著者名: |
増田奏 |
発行所: |
エクスナレッジ |
判型: |
A5 |
ページ: |
207 |
価格(税込): | ¥ 1,980 | 価格(税別): | ¥ 1,800 |
発行年月: |
2009.11 |
商品コード: |
76780918 |
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住宅設計の現場には、家づくりの先人たちが積み重ねてきた知恵や工夫、心憎いまでの「ふつう」があります。それらのエッセンスを、550点超のイラストと洒脱な文章で分解・抽出した「住宅版・解体新書」。家づくりに関わる全ての人へ。 ■目次 ・はじめに ・1 気持ちよさにはワケがある 家づくりとは? 住宅の設計は、お弁当づくりに似ています。 ポーチ ソトとウチのあいだで、誰でも気持ちのギアを入れ換えている。 玄関 入口で靴を脱ぐのは、なぜ? 階段 その部屋が狭いのは、階段の演出をミスしたせいかもしれません。 ドア 人は滑らかに移動したい。ドアはそれに従います。 リビング 翻訳するなら「座る部屋」。 和室 畳が敷いてあれば、和室でしょうか? ダイニング ダイニングテーブルは、見かけよりずっと大きい キッチン 設計のプロでも、機器の配列はアヤシイ。 キッチン+ダイニング(平面) 冷蔵庫は八方美人。誰かれかまわず呼び寄せる。 キッチン+ダイニング(断面) 「アイランド役」を、演じきるのは難しい。 ベッドルーム ベッドの置き方を間違えると、真夜中にダイビングするはめになる。 収納 モノは生きている。とても出たがり・夜行性。 トイレ 手洗いは、お手洗いの中で。 浴室 日本のお湯は、みんなのものです。 洗面室と水廻り 洗濯機の居場所が決まらないと、洗面室の中身も決まらない。 給水・給湯・排水 握手するのなら、行き先くらい聞いてやれ。 ・2 箱のかたちにはイミがある 屋根・軒 雨の日に傘を差すように。レインコートを着るように。 軒下 日傘のありがたさを知っているのは、ご婦人だけではありません。 庇 窓の上には、どんな帽子をかぶらせますか。 壁と開口 壁に穴をあけるのか、穴を壁でふさぐのか。 開口部 あなたの前には、七つの窓があいています。 断熱・通気 行くべきか、とどまるべきか、空気はいつも迷っている。 風通し 野暮だねぇ、エアコンで風鈴を鳴らすのかい。 音 吸ったり、遮ったり、響かせたり。 敷地と道路 敷地は道路にぶら下がっている。 敷地の方位 敷地の向きを決めていたのは、道路でした。 建物の配置 「ルビンの壺」の気になる二人。 駐車スペース クルマは見かけよりずっと大きい。 ・3 人にも寸法にもクセがある 動線 いちいち降りなくても、両手を使えば枝づたいに渡れます。 共有と専有(プライバシー) あなた、家族、たくさんのあなた。 共有と専有(装置) 私のモノは私のモノ、みんなのモノも私のモノ。 尺と坪 「三センチの虫にも十五ミリの魂」とは言いません。 グリッドとモジュール パズルのルールは、簡単がいい。 基準線と壁厚 厚みがない本は立たない。壁厚がない家も建たない。 断面 バンズのないハンバーガーなんて、うまくない。 ・column 畳の五カ条/家族のタイムテーブル/平凡な案から/方針・決心・変心 「ふつうじゃダメなのかい?」/平面のトポロジー/無目的という目的もある ・あとがき
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