建築シリーズ「発想の視点」は現在最も注目される建築家が著者となって、古今東西の優れた事例を解説するレクチャーシリーズです。個性的なコンセプトを浮き彫りにするとともに、今後建築をつくろうとする人々の新たな指針となる書籍を目指します。今回は発想のおもしろさでは群を抜いている吉村靖孝を著者に迎え、世界初、海運コンテナを使った国内外の建築(MVRDVやローテク、清家清、吉村靖孝、藤本壮介など)を紹介することで、ひとつのマテリアルから広がる豊かな建築世界を提示します。また、第3章には吉村が新たに考案した画期的なコンテナ茶室も掲載、発想の可能性を示唆します。 ■目次 ・はじめに ・第1章 発想を建築する 狩猟型と農耕型/インプット過多の時代/発想のフェーズを意識する/イメージバンクの活用/コンテナで縮小する世界/21世紀のコンテナ ・第2章 世界のコンテナ建築 集合住宅/個人住宅/商業系/公共系/アート系 ・第3章 「発想を建築する」解題 ・建築家プロフィール ・あとがき
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