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| 書籍名： |
ヘリテージマネジメント 地域を変える文化遺産の活かし方
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| 著者名： |
松本茂章・編著 |
| 発行所： |
学芸出版社 |
| 判型： |
A5 |
ページ： |
240 |
| 価格(税込)： | ¥ 2,860 | 価格(税別)： | ¥ 2,600 |
| 発行年月： |
2022.04 |
商品コード： |
76152817 |
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建築・芸術・歴史から政策・金融・税制まで
地域の文化遺産を保存・継承し、まちづくりに活かすために、文化遺産を「経営」する力が求められている。文系・理系、有形・無形の壁を越え、総合的・現実的に取り組むための視野と知識が欠かせない。本書は、建築・アート・歴史から政策・金融・税制まで、幅広い観点から具体的に解説。日本初、「文化遺産経営」の教科書。
■目次
・はじめに 松本茂章
・第1章 ヘリテージマネジメント新時代 「保存・継承」から「経営」へ 松本茂章
・第2章 地域文化遺産を活かすために
公共政策としてのヘリテージマネジメント 中川幾郎
考古学・歴史学の立場からの活かし方 南博史
リノベーションから考えるヘリテージの設計論 高岡伸一
文化遺産活用をめぐる法的整備 朝倉由希・信藤勇一・高島知佐子
・第3章 歴史的建造物を地域の課題解決に活かす
市民主導の運動で洋館を保存・活用―旧小熊邸と東田秀美 信藤勇一
里山住民による元校舎の活用が健康づくりに―尾県学校と協力会 森屋雅幸
城郭の復元と観光振興―西尾城の整備をめぐって 松本茂章
・interview
国登録有形文化財全国所有者の会会長 寺西興一
・第4章 「創造人材×古い建物」がまちを変える
近代遺産がアートセンターに―旧国立神戸移民収容所とCAP HOUSE 松本茂章
き家を活用する創造人材たち―大阪市此花区・梅香地区のまちづくり 松本茂章
・interview
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会参与 大和滋
・第5章 企業とヘリテージマネジメント
文化財の保護・活用をめぐる企業と住民の協働―京都・聴竹居を事例に 松本茂章
洋館が保存・継承され、まちの文化拠点に―大阪・船場の青山ビル 松本茂章
ホテル企業が指定管理者として「お城」を運営―掛川城における指定管理料「0円」の試み 松本茂章
・interview
京都信用金庫個人ローン推進部調査役 水谷英一
・第6章 地域の記憶を未来に伝える
伝統工芸の技法伝承が伝統芸能の継承につながる―石州和紙と石見神楽 高島知佐子
伝統的なまちなみを活かした新しい賑わいづくり―「みなみ奈良町」の取組み 松本茂章
小泉八雲の文学に着目した観光振興―松江市のゴーストツーリズム 松本茂章
・interview
日建設計ヘリテージビジネスラボ アソシエイト 西澤崇雄
・第7章 自然遺産を地域に活かす
博物館と観光振興―福井県立恐竜博物館の取組み 朝倉由希
世界農業遺産を特産品づくりと観光に活かす―掛川市東山地区の茶草場農法 松本茂章
・第8章 海外の取組みから学ぶ
アメリカ人を一つに結びつける国立公園システム―ヨセミテ国立公園 西村仁志
ギリシア・クレタ島のアグリツーリズム 石本東生
英国のヘリテージマネジメント 高島知佐子
・第9章 文化遺産活用人材の育成と教育
英国と日本における大学教育の現状 高島知佐子
文化遺産経営をめぐる日本国内の生涯教育 松本茂章
・第10章 文化遺産活用に広がる大きな可能性 松本茂章
・column 楽器製作者のネットワークに培われたドイツの辺境地方―マルクノイキルヒェンとその周辺 藤野一夫
・おわりに 松本茂章
「文化と地域デザイン研究所」と文化遺産経営 松本茂章
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