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書籍名: |
3.11以後の建築 社会と建築家の新しい関係
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著者名: |
編著 五十嵐太郎・山崎亮 |
発行所: |
学芸出版社 |
判型: |
A5 |
ページ: |
237 |
価格(税込): | ¥ 2,420 | 価格(税別): | ¥ 2,200 |
発行年月: |
2014.11 |
商品コード: |
76152580 |
出荷までの日数: | 1〜2週間以内に発送 |
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3.11以後、建築家の役割はどう変わったのか? 岐路に立ち、社会との接点を模索する建築家25人の実践を、旧来の作品・作家主義を脱する試みとして取り上げた。彼らはターニングポイントで何に挑んだのか。復興、エネルギー、使い手との協働、地域資源等をキーワードに写真と書き下ろしエッセイで新しい建築家像を照らす。
■目次 ・巻頭対談 社会と建築家の新しい関係 3.11以後の建築 五十嵐太郎×山崎亮 「3.11以後の建築」展に寄せて 1. みんなの家 ・伊東豊雄+乾久美子+藤本壮介+平田晃久+畠山直哉 ・伊東豊雄 転機となった「みんなの家」と、これからの建築観を語る 2. 災害後に活動する ・坂 茂 モニュメントとしての災害支援 ・東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク[アーキエイド] ・建築家の自律的分散型アプローチによる復興支援活動とネットワークの構築 ・はりゅうウッドスタジオ 被災地×縦ログ構法。その優位性と可能性を探る。 ・小野田泰明 復興作業の概要と建築人の役割 3. エネルギーを考える ・竹内昌義+馬場正尊+東北芸術工科大学 日本における真のエコ住宅の開発を目指す。 ・三分一博志 エナジースケープ ・山梨知彦+羽鳥達也+石原嘉人+川島範久(日建設計) 快適環境づくりと災害避難に、同じシミュレーション技術で取り組む。 4. 使い手とつくる ・新居千秋 まちの人や風土と対話しながら、居心地のいい建築をつくる。 ・工藤和美+藤村龍至+東洋大学ソーシャルデザインスタジオ 縮小を集団で設計する。 ・青木淳建築計画事務所+エンデザイン 市民と徹底的に関わってつくる、十日町の「まちなかステージ」。 ・乾久美子 様々なユーザーと一緒に、市民の活動拠点にもなる「駅」をつくる。
5. 地域資源を見直す ・バスアーキテクツ BUS 「創造的過疎」を楽しむ町の人を資源に、活性化のためのインフラをつくる ・403 architecture[dajiba] 浜松という都市のネットワークが、プロジェクトの連鎖を生み出す。 ・小津誠一+宮下智裕+松田達 金沢都市再編計画2014 <都市>と<まち>を繋ぐ。 6. 住まいをひらく ・光嶋裕介 地域や仲間のために、ひらかれた自宅をつくる。 ・成瀬・猪熊建築設計事務所 「シェア」を設計する。 ・ブルースタジオ 建築家のスタンスで、過去の物語に新たな物語を吹き込む。 7. 建築家の役割を広げる ・西村浩+ワークヴィジョンズ 小さくても楽しいできごとの連鎖で街の新陳代謝を活性化する。 ・東京R不動産 業界の境界線を踏み越えて、新しい建築家の枠組みをつくる。 ・トラフ建築設計事務所 「もの」から「空間」を発想する。 ・東京の真ん中に、9年がかりでコンクリートをセルフビルドする。
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