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書籍名: |
建築と音楽
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著者名: |
五十嵐太郎、菅野裕子 |
発行所: |
NTT出版 |
判型: |
四六 |
ページ: |
252 |
価格(税込): | ¥ 3,080 | 価格(税別): | ¥ 2,800 |
発行年月: |
2008.10 |
商品コード: |
75714196 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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「建築とは凍れる音楽である」この言葉は何を意味しているのだろうか?本書では必ずしも正面から取り上げるわけではない。あまりにも強引な関連付けはむしろ危険ですらある。音楽と建築をつなぐ議論では、もともと異なる対象を共通の場所に置くために、どこか似ているところを発見しなければならない。そこで思考の跳躍が要請される。つまり、アナロジーの思考が両者をつなぐのだ。文学的・象徴的・構造的にさまざまなレベルを設定しうるだろう。今、二つのメディアにおける思索の系譜が始まる。 ■目次 ・序論 美しき女神ムーサ、そして思慕し続けるデミウルゴス ・第一章 空間と時間を体験する。 ・第二章 ゴシックとメートルダム楽派 ・第三章 中世の象徴性 ・第四章 ルネッサンスの邂逅 ブルネレスキとデュファイの比例論 ・第五章 理論書における単位論 モドゥルスとタクトゥス ・第六章 マニエリスムの実験と融合 ・第七章 バロックにおける不完全性 ・第八章 バッハを跳躍台として建築と音楽を考える ・第九章 サンマルコとヴェネチア楽派 ・第10章 モーツァルトと建築 ・第11章 パラサイトノーテェーション ルクー、サティ、あるいはシューマン ・第12章 クセナキスとル・コルビュジエのフィリプス館 ・第13章 線と面の間に リベスキンド論
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