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書籍名: 戦後日本デザイン史
著者名: 内田繁
発行所: みすず書房
判型: 四六 ページ: 413
価格(税込):¥ 3,740価格(税別):¥ 3,400
発行年月: 2011.08 商品コード: 62207576
 
品切 / 探求書申込扱いとなります。

   内容・概要   
日本の戦後デザインは時代とどう向きあい、何を達成してきたのだろうか。
敗戦後、進駐軍用住宅と備品の製作で学んだアメリカンライフ。大量消費・画一化の産業社会に抵抗した60年代。日常の風景をつくろうとした70年代。モノよりイメージを売ったバブル期の企業戦略。デジタル隆盛下のコミュニケーションをかたちにするデザイン・・。
時代の「いま」をつくるべく闘った、多くのデザイナーたちがいた。彼らの仕事には日本の伝統的美意識や、風土が育んだ身体・空間感覚が受け継がれ、いまや転換期にある世界のデザインに大きな示唆を与えようとしている。
インテリア・デザインの第一人者が、グラフィック・ファッション・プロダクト・インテリアなど諸領域にわたるデザインの歩みを描く。戦後史から未来へと、「人間の幸福と日常」のためのデザインを求めて、大きな視野を開く書。

■目次
・はじめに 瓦礫の山を越えて
・第一章 戦後デザインの出発−50年代
 焼け跡の占領下から
 進駐軍のデザイン
 デザイン運動の黎明期
 集団化するグラフィック・デザイン
 デザインの社会的発展
・第二章 工業化社会への疑問――60年代
 高度経済成長の余波
 もはや戦後ではない
 世界デザイン会議
 東京オリンピック
 インテリア・デザインの自立
 パラダイムの変換
 日宣美解散
・第三章 工業化社会から情報化社会へ−70年代
 戦後の終わり
 大阪万博EXPO70
 企業戦略とアートディレクター
 インテリア・デザインのゲリラ的展開
 失われたカオス
 70年代のファッション・デザインの動向・・高田賢三・三宅一生
 DECOMAS委員会とCIの普及
 ライフスタイルとパーソナル化へと向かうプロダクト
・第四章 デザインの多様性−80年代
 バブル景気とその時代
 複雑に交差するグラフィック・デザイン
 挑戦しつづけるインテリア・デザイン
 ■ファッション・デザイナーとの対話
  ・三宅一生と倉俣史朗
  ・山本耀司と内田繁
  ・コム・デ・ギャルソンと河崎隆雄
  ・高田喜佐と三橋いく代
 文化推進力としての家具デザイン
 世界に躍進したファッション・デザイン
 プロデュースされた流通とプロダクト
・第五章 環境の時代に生きるデザイン−90年代〜2010年
 三宅一生の周辺から
 広がるグラフィック・デザイナーの領域
 ローカリズムとグローバリズムの間で
 環境の時代のニューインダストリー
 ポストバブルの都市とデザイン
 戦後のデザインが貫いたもの
・終章 人間のためのデザイン
 デザインとは何か
 21世紀のデザインのあり方
 ■「弱さ」という感覚世界のデザイン
 ■変化 微細 いま
 ■これからのデザイン
   人間・社会共同体・関係
   デザイン・情報・イメージ
   デザイン・環境・技術
・おわりに 「無常観」から「無常美観」へ

   関連書籍   
 
表紙普通のデザイン 日常に宿る美のかたち
表紙内藤廣対談集 複眼思考の建築論
表紙倉俣史朗のデザイン 夢の形見に
表紙資生堂という文化装置 1872-1945
表紙Yanagi Design 柳宗理と柳工業デザイン研究会のしごと
表紙桑沢洋子とモダン・デザイン運動
表紙家具のモダンデザイン
表紙三宅一生 未来のデザインを語る

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