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書籍名: |
犯罪予防とまちづくり 倫理と米英における実践
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著者名: |
Richard H Schneider+Ted Kitchen・著/防犯環境デザイン研究会・訳 |
発行所: |
丸善 |
判型: |
A5 |
ページ: |
302 |
価格(税込): | ¥ 5,720 | 価格(税別): | ¥ 5,200 |
発行年月: |
2006.06 |
商品コード: |
62107732 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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防犯に関する取り組みが、都市計画やまちづくりの重要なテーマになってきている。これは都市化か進むと犯罪が増加するという世界共通の原則のもと、人口の約80%が都市に暮らす現代の日本においても例外ではないためである。特に我が国では核家族化、高齢化が急速に進み、犯罪に対する防御性の脆弱さが統計上も顕著に現れておりその対策が急がれている。この動きは従来から行われていたものの、2003年に内閣官房都市再生本部が「防犯まちづくりの推進について」を発表以降、同年に文科省「学校施設整備指針」改定、東京都「安全・安心まちづくり条例」施行、防犯対策閣僚会議「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」策定等、矢継ぎ早に施策が打ち出されており、このテーマに関する社会の強い関心がうかがえる。本書はこの分野の先進国である英米の都市計画家・研究者が著したもので、構築環境と犯罪・不安との関係、犯罪環境の基本法則、守りやすい空間、犯罪抑止手法等について実例を掲げ具体的に解説している。定評ある学術誌「Environment & Planning B: Planning & Design」で絶賛された。 ■目次 ・図版リスト/表リスト/推薦のことば/まえがき/謝辞/本書の目的と構成 ・第1部 コンテクストと主要概念 1章 犯罪・損失・生活の質/2章 米国と英国における犯罪の動向/3章 歴史に学ぶ:洞穴、城、砦、壁、堀/4章 場所に基づく防犯都市計画の基礎理論と法則 ・第2部 政策と実践 5章 米国における政策と実践/6章 北米におけるケーススタディ/7章 英国における政策と実践/8章 英国におけるケーススタディ ・第3部 比較と主要な課題 9章 英国と米国の比較/10章 将来の展望 ・参考文献/索引
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