20世紀の文明は自動車を生み出した。モダニズム建築の巨匠ル・コルビュジエはヴォアザンという名車に乗り、エコカーをデザインし、サーキットも走った。クルマを通して建築家の創造の軌跡を辿る。
■目次 ・No.1 ル・コルビュジエの愛したクルマ 愛車、ヴォアザン・ルミノーズ VOISIN LUMINEUSEに乗る ガブリエル・ヴォアザンという男 疾走する純血種、BUGATTI アヴァンギャルドなクルマたち ・No.2 ル・コルビュジエを巡るたび スタイン邸 サヴォア邸 両親の小さな家 ナンジュセール・エ・コリ通りのアパルトマン カップ・マルタンの休暇小屋 ブラジル学生会館 救世軍難民院 マルセイユのユニテ・ダビタシオン フィルミニのユニテ・ダビタシオン サント=ポーム計画 ロンシャンの礼拝堂 ラ・トゥーレット修道院 サン=ピエール教会堂 ケム・ニッフェルの水の塔 ・No.3 パリ・ヴォアザン計画とマキシマムカー パリ・ヴォアザン計画 FIATのテストコース、リンゴットにて パリ近郊の高速サーキット、モンレリー ル・コルビュジエが設計したマキシマムカー マキシマムカーの影響と小さなクルマたち 戦後、開発されたバブルカーたち FIATはすべての技術を小さなクルマにそそいだ CITROENは20年代からパリの風景を変えてきた マキシマムカーの歴史 ・No.4 ジャンヌレ少年がル・コルビュジエになる日 生い立ちからパリへ出るまで 生誕前夜に自動車は生まれた エスプリ・ヌーヴォーと1920年代の芸術家たち ・人名・用語辞典 ・略年譜 ・関連マップ
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