戦後、人口の大都市集中と住宅不足に応えて公共集合住宅のために考案された「51C」。その思想とその後の展開を徹底討論。家族の形の変容に伴って変革を迫られている住居のあり方を探る。 ■目次 ・第1章 「51C」の成立とその後の展開 鈴木成文 ・第2章 性の絆からケアの絆へ 上野千鶴子 ・第3章 「現在」の集合住宅 山本理顕 ・第4章 シンポジウム「51C」は呪縛か 鈴木成文・上野千鶴子・山本理顕(司会 布野修司・五十嵐太郎) ・第5章 シンポジウムを終えて ・第6章 「51C」 その実像と虚像 布野修司 ・付録 戦後住宅ブックガイド30 山本喜美恵
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