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書籍名: |
反オブジェクト 建築を溶かし、砕く
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著者名: |
隈研吾 |
発行所: |
筑摩書房 |
判型: |
文庫 |
ページ: |
291 |
価格(税込): | ¥ 1,210 | 価格(税別): | ¥ 1,100 |
発行年月: |
2009.05 |
商品コード: |
48009217 |
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自己中心的で威圧的な建築を批判したかった。
周囲の環境から乖離したオブジェクト的なる建築。それらは、建築史と思想史というパラレルな2つの潮流の中で繰り返し台頭する「オブジェクト中心主義」、つまり主体(サブジェクト)と客体(オブジェクト)の分裂と相克から誕生した。デカルト以降の思想史的パースペクティブから現代建築を捉えなおし、「消去する」「粒子へと砕く」などの試みを通して、新たなる可能性を拓く。世界中で進行中のプロジェクトで、いまもっとも注目を集める著者による、思索と宣誓の書。書下ろし自著解説付。
■目次 はじめに 第1章 接続する事 日向邸 第2章 流出する事 水/ガラス 第3章 消去すること 亀老山 第4章 極少とする事 森舞台 第5章 線へとほどく事 ベネチア・ビエンナーレ 第6章 転倒する事 劇場の反転 第7章 電子に置換する事 慰霊空間 第8章 粒子へ砕く事 自著解説
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