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書籍名: |
西洋建築空間史 西洋の壁面構成
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著者名: |
安原盛彦 |
発行所: |
鹿島出版会 |
判型: |
A5 |
ページ: |
172 |
価格(税込): | ¥ 2,420 | 価格(税別): | ¥ 2,200 |
発行年月: |
2007.10 |
商品コード: |
30604490 |
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歴史的な建築の空間は、日本であっても西洋であっても、ほとんど当時、言葉では記録されていない。当時の人々がその空間をどう感じたかについては記されていない。そこに空間史を記す必要性もある。残された建物を見て、歩きまわって体験し、また残された図面や実測された図面、古書などから理解する必要がある。本書は、西洋の建築が持っている空間の特性を知る行脚(空間史)の過程を述べたものである。 ■目次 序 西洋の建築空間 第1章 古代 ・古代ギリシャの建築 図面(平面図、立面図、断面図)と視線/パルテノン神殿/アクロポリスに建つ四つの建物/西洋建築の柱/ペディメント ・古代ローマの建築 ヴィトルヴィウスの建築書/シンメトリー(左右対称)/パンテオン/トラヤヌスの円柱/凱旋門 第2章 中世 ・中世教会堂建築 ロマネスクからゴシックへ バシリカ教会堂/キリスト教会堂建築と光/ゴシック教会堂建築と柱/ゴシック教会堂建築の交差部/ラテン十字とギリシャ十字/イスラム建築 第3章 近世 ・ルネサンス 古典とは/ルネサンス建築/建築空間の見え方/構造表現の変化/劇場性 ・コーナー・ディテール(端部詳細)の扱い 古代から近代まで 古典建築のコーナー・ディテールとルネサンス/ドリス式オーダーのコーナー・ディテール/コーニス(蛇腹)の役割/ルネサンスのコーナー・ディテール/ミースとコーナー・ディテール ・壁面構成 ルネサンスの壁面構成/直線の理解 ・近代建築と線 ・パラッツォ 直線のあらわれ/付け柱/パラッツォ・ファルネーゼ/パラッツォ・マッシモ/新たな壁面構成 ・「理想都市」の図 ・日本建築の壁面構成 ルネサンス建築と日本建築における各層の区画/日本建築の外観における区画/鹿苑寺金閣とバルセロナ・パビリオン/東大寺法華堂と正面性/茶室空間 ・アルベルティ ・パラディオ 「バシリカ」(パラッツォ・デッラ・ラジョーネ)/パラッツォ・キエリカーティ/ヴィラ・ロトンダ/カーサ・コゴロ/サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂とイル・レデントーレ聖堂 ・イル・ジェズ聖堂 ・浮遊 ・バロック バロック建築/カールス教会(カールスキルヘ) ・グロテスク 第4章 近代・現代 ・近代・現代へ ・近代建築・現代建築 光と風と建築/シンケル小論 風とシンケル/ロースとワーグナーの内部空間/ジョンソン自邸とファーンズワース邸 あとがき 参考文献
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