内風呂普及率が限りなく100%に近くなった今も、銭湯は地元民に支えられ生き続けている。実はどんな公共施設よりも、生きて使われている地域コミュニティのハブなのだ。
■目次 ・銭湯経営者座談会 まちがあって、人がいて 角屋文隆×栗田尚史×長谷川護×大和慶子 ・事例紹介 松本湯 創業85年目の挑戦 三代目のこだわり銭湯+サウナ 鈴木孝昌 ・燕湯 文化財銭湯は生きている 三舩康道 ・大學湯 廃業銭湯の建物再生・維持・再利用 石田健 ・神水公衆浴場 被災した自宅の再建から銭湯開業へ 黒岩裕樹 ・沖縄最後の銭湯 山口瞬太郎 ・銭湯の記憶 江戸東京銭湯物語 町と人と銭湯と 小林愛恵 ・銭湯雑話 なぜ今銭湯か 銭湯が持つ多様な価値とまちとのつながり 江口晋太郎×栗生はるか×サム・ホールデン×牧野徹
コラム ・銭湯の建築史と劇場的空間 米山勇 ・僕が銭湯を継いだ理由 大久保勝仁 ・台湾における銭湯史 「湯の国民」による海外統治と銭湯 三文字昌也 ・銭湯とまちの関係性 栗生はるか ・銭湯から見る、東京に隠された公共性と歴史 サム・ホールデン
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