「空間」と「人間」から建築の可能性を探る。建築は人間の歴史とともにあり、常に人間の身体性と結びついている。本書はポンピドゥー・センターの設計にかかわり、関西国際空港旅客ターミナルビルで日本建築学会作品賞を受賞した著者が、空間と時間をキーワードに、コンピューターを軸とした最先端の科学技術を吸収しながら、現在の都市と建築の可能性を探る。2004年にNHK人間口座として放送された「可能性の建築」をもとにまとめられたものです。 ■目次 はじめに 第1章 空間への旅 第2章 住の空間 第3章 建築の光 第4章 素材とデザイン 第5章 外部空間をつくる 第6章 移動の空間 第7章 都市とアート 第8章 プロジェクトのプロセス 関西国際空港旅客ターミナルビル 第9章 新たな環境をつくる あとがき/参考図書/主要プロジェクト略データ
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