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書籍名: 小布施 まちづくりの奇跡
著者名: 川向正人
発行所: 新潮社
判型: 新書 ページ: 223
価格(税込):¥ 792価格(税別):¥ 720
発行年月: 2010.03 商品コード: 10610354
 
品切 / 探求書申込扱いとなります。

   内容・概要   
毎年120万人の観光客が訪れる長野県小布施町。この小さなまちの何に、人々は惹きつけられるのか。そのヒントは、「修景」というまちづくりの手法にあった。伝統的な町並みに固執しすぎない。とはいえ、まちの歴史をまったく無視した再開発でもない。いまあるもの、そこに暮らす人々の思いを大切にしながら、少しずつ景観を修復して、まちをつくってゆく。奇跡ともいわれる小布施流まちづくりを内側から描き出す。

■目次
第1章 北斎に愛された小さなまち
 ヨーロッパのような印象深い景観
 五感で楽しめる凝縮した集落
 人口の100倍の観光客が訪れるまち
 生きる工夫を求める寄稿と土壌
 いにしえの「古いむら」と江戸初期の「新しいむら」
 豪農豪商と江戸・京都ネットワーク
 藩が大切に守った栗林
 近代化で「ただの田舎」に
 建築家はまちの営繕係
 亭主と女房が癒着してどこが悪い 町長の覚悟
 思い出を伝える究極の手法 曳き家
 景観を整えて北信濃の原野を彷彿とさせる 北斎館と笹の広場
第2章 過去を活かし、過去にしばられない暮らしづくり 修景
 伝統的街並み保存との根本的な違い
 そこに住み、働く人たちが主役
 当事者すべての希望をかなえること
 歴史を大切に、だが現代生活を犠牲にしない
 畦道が、昔からあったような「新しい」路地に 栗の小径
 単なる駐車場ではない空間
 まちづくりの風をおこした二年以上の忍耐強い議論
 国道沿いの歩道空間を整え、まちの顔を仕上げる
 良い意味で「常に工事中」
 建築と建築、人と人を組み合わせる仕事
 協力規準としての景観条例
 自身と誇りの「私の庭にようこそ」運動
 予期せぬシーンに出あえる迷宮
 「間」まで設計された個性豊かなまち
 分けないで多様なものが混在するまちづくり
 新奇なものへの抵抗と新しい観光
第3章 世代を超えて、どうつなぐか
 信頼関係の成熟が「内」を「外」に変える
 世代交代でゆらぐ、まちづくりのイメージ
 古い商店街が空洞化するメカニズム
 カギを握るのは「中間領域」の設計
 745本の小道を活かす 里道プロジェクト
 自然を回復する公共事業に 森の駐車場
 「らしさ」を調べてデータ化する
 土壁 小布施らしさ/屋根葺き材 小布施らしさ
 子供たちに「町遺産」を伝える
 伝統の素材と技術を体験して学ぶ 瓦灯づくり
 次々に発生する課題を「小布施流」で解いてゆく
 「観光地化」と景観は両立できるのか
 「まち」と「むら」の原風景を大切にする

   関連書籍   
 
表紙広域計画と地域の持続可能性
表紙観光まちづくりのエンジニアリング
観光振興と環境保全の両立
表紙「まちづくり」のアイデアボックス
表紙季刊 まちづくり 2
多彩なる中心街地活性化と市民事業

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