世界のいたる所で都市が水平に広がるにつれ、ランドスケープは今日の都市を形成する主たる要素として建築に取って代わりつつある。急成長するランドスケープ・アーバニズムの実践はその変化の顕れである。水平に広がるサーフェスとインフラが伝統的な都市の空間的集中と建築物に取って代わる。このような新たな都市が形成される中で、ランドスケープは公園や庭園といった枠にとどまらない。ランドスケープは高速道路、汚染された工業敷地、準郊外のニーズなどに関与する。本書「ランドスケープ・アーバニズム」はランドスケープ・アーバニズムという用語を生み出したチャールズ・ウォルドハイムが編集者となり、世界中で活躍する実務家、建築家を結集し、この新たな専門分野の起源、今日の状況、そして大志を記録する。 ■目次 ・テラ・フルクサス ・アーバニズムとしてのランドスケープ ・ランドスケープ・アーバニズムの出現 ・アートと手段 ・動くビジョン ・ランドスケープ・アーバニズムを振り返る ・構築された地面 ・理論から抵抗へ ・都市インフラと一体化したランドスケープ ・都市幹線道路と進まない公共事業 ・ドロスケープ ・交換のランドスケープ ・統合的なサーフェス ・公共事業におけるデザイン実践
|
|