内田祥哉 東京大学退官を記念して、雑誌などに掲載された文章や建築作品をまとめたもの。
■目次 ・いつの間にか出来ていた本について ・I オープンシステム「あとがき」/何をなすべきか/プラハの街で戦火で傷つかぬように/近代建築の保存と長寿建築の対策/人間の寿命、住宅の寿命/線の集団と点の集団 ・II 設計の機械化はしても機械的設計は困る/硬い部品は先に、軟らかい部品はあとで ・III 夏に涼しさを楽しむ部屋の配置とぬれ縁/たたみとほりごたつ/アパートずまいのHi-Fiとモデュロールのキャビネット/エスキスの思い出 ・IV 植物園の木製窓/雪国の茶室/構法からみた桂離宮/引戸の知恵 ・V ディテールを創る人/ディテールを考える人/ディテールを創る組織、組織のつくるディテール/ディテールを書く意味/建築家の手になるディテール ・VI 国際電信電話東京局舎を見て/コンクリート建築の実態を知りたい/コンクリート建築は歴史的建築物となりうるか/最近のコンクリートは百年耐えられるか/鉄筋コンクリート建築は歴史的建築物をなし得るか/鉄筋コンクリート造とれ騎士的建築物/現代日本の庶民的蔵の典型を求めて/北斎漫画の透視図から
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