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書籍名: |
幻の東京オリンピックとその時代 戦時期のスポーツ・都市・身体
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著者名: |
坂上康博/高岡裕之 |
発行所: |
青弓社 |
判型: |
A5 |
ページ: |
448 |
価格(税込): | ¥ 4,400 | 価格(税別): | ¥ 4,000 |
発行年月: |
2009.09 |
商品コード: |
78722036 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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1940年に開催が予定されていたにもかかわらず、38年に返上された第12回東京オリンピック。「暗い時代」の出来事としてこれまで本格的に論じられてこなかったこの「幻の東京オリンピック」の実態を、中止にいたる国際政治の力学、総力戦体制下のスポーツ界の動向、都市の大規模開発の様子などを具体例に100点以上の写真・図版も添えて、多様な角度から照らし出す。 ■目次 ・はじめに ・第1部 オリンピックの政治的中立性!? 第1章 IOC会長バイエ=ラトゥールから見た東京オリンピック 中村哲夫 第2章 イギリス協調外交と東京オリンピック-「自然死」を待つ帝国 青沼裕之 ・第2部 東京オリンピックの衝撃 第3章 東京オリンピックのインパクト-スポーツ空間と都市空間の変容 石坂友司 第4章 二つの東京オリンピック-広告グラフィズムの変容とプロパガンダ 竹内幸絵 第5章 アジアのオリンピック・東亜競技大会-紀元2600年の祭典 小沢考人 ・第3部 総力戦とスポーツ界/武道界、都市 第6章 大日本体育会の成立-総力戦体制とスポーツ界 高岡裕之 第7章 武道界の戦時体制化-武道綜合団体「大日本武徳会」の成立 坂上康博 第8章 標的としての都市-厚生省による運動施設拡充政策の展開 坂上康博 第9章 都市の思惑-名古屋市瑞穂運動場の誕生 高尾将幸 ・第4部 統制と奨励の諸相 第10章 学生野球の国家統制と自治-戦時下の飛騨穂洲 中村哲也/功刀俊雄 第11章 関西メディアと野球-戦時下の甲子園大会を中心に 西原茂樹 第12章 量産される集団体操-国民精神総動員と集団体操の国家的イベント化 佐々木浩雄 ・あとがき 坂上康博
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