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書籍名: |
近世建築論集 Pre-modern Architectural Theory
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著者名: |
中谷礼仁/中谷ゼミナール |
発行所: |
アセテート |
判型: |
180×110 |
ページ: |
385 |
価格(税込): | ¥ 2,640 | 価格(税別): | ¥ 2,400 |
発行年月: |
2004.02 |
商品コード: |
90253902 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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「近世」はなぜ「近代」と呼ばれないか?この単純な問いに隠された日本近世-近代建築世界の知られざる運動を解明。18・19世紀の大工棟梁達による建築書を多数収録。これを読まずして近代建築論の展開はない。本書は、日本近代の建築をより広い視座で眺め、検討することを目的とし、3つの部から成り立っている。一つめは、「近世」という時代区分から、どのような前提的問題が生じるのかを、総論的に論じる部。二つめは、日本建築の伝統的技術である「規矩術」に関する部となります。規矩術が内在していた(近代的)システムを明らかにし、それが近代にいかなるかたちで継承し、変容したのかを論じる。三つめは、建築に関する言説が発生するための前提的基盤=「言葉」が、近世、近代を通じてどのように公定されたのかを論じる部となる。各論の執筆は中谷礼仁、大阪市立大学中谷ゼミナールによって行なわれている。 ■目次 I かた 1.近世という鋳型/2.白いくりがた II 規と矩 1.幕末・明治規矩術の展開過程の研究/2.大工書・溝口若狭林卿「方圓順度」にみる近世の建築世界と明治期における展開 III 器 1.紙上に構築された楼台/2.建築と築建/3.亀裂の保存 あとがき
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