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書籍名: 建築保存概念の生成史 〔新装版〕
著者名: 清水重敦
発行所: 中央公論美術出版
判型: A5 ページ: 424
価格(税込):¥ 6,820価格(税別):¥ 6,200
発行年月: 2022.03 商品コード: 80550895
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   内容・概要   
日本における建築遺産の保存は、精緻かつ科学的な体系を有しながら、解体修理の手法などに伝統を色濃く残してもいる。この特質がもつ意味を明らかにすべく、日本近代において建築保存概念が生成していく過程を近世からの継承と転換として論じていく。

文化財保存の史的再読を通して日本の建築保存の意味の拡張を意図しつつ、近世近代建築史として伝統と西洋の混濁の具体的様相を描き出し、保存から日本と東アジアの新たな建築史叙述を志向する。建築史学会賞、日本建築学会賞、日本イコモス奨励賞を受賞した『建築保存概念の生成史』(2013年刊)の新装版。

■目次
・序論
第I部 建築における「過去」と近世−近代
 第一章 建築における過去 日本近世−近代における継承と転換の位相
 第二章 春日座大工の持続と終焉
第II部 「日本建築」と「保存」概念の同時生成
 第一章 写真と日本建築
 第二章 運用実態から見た古社寺保存金制度の特質
 第三章 古社寺保存金制度の成立と終焉
 第四章 伊東忠太と「日本建築」保存
 第五章 古社寺保存会草創期に作成された建造物等級表について
 第六章 古社寺保存法における指定制度の運用と「伝統」像の形成

第III部 「日本建築」への介入 古社寺修理
 第一章 日本の建造物修理
 第二章 関野貞と古社寺保存
 第三章 松室重光と古社寺保存
 第四章 古社寺修理における技術者の系譜
 第五章 トラスを入れる 明治を生きた大工木村米次郎と近代和風建築
 第六章 日韓における黎明期の建造物保存修理
 第七章 日本建築と実測図
 第八章 古社寺修理におけるトラスの挿入
 第九章 大江新太郎「日光廟修理弁疏」再読
 第十章 明治期建造物修理の理論形成過程
・結論

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表紙建築遺産の保存 その歴史と現在

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