昭和29年 住居をたてるための手引書ではなく、「住居をよくする」「住居に使われる人間から住居を使い育てる人間へ」という著者の願いから、細かな視点でつづられたもの。
■目次 1 どうすれば住居はよくなるか 2 住居のはたらき ・生活と住居 住居の組みたて/生活の動き/タタミとイス/社会的な生活/個人の生活/家事作業/風呂・便所・洗面所/子供/物のしまい場所/家具 ・住居空間の役割 日当たりとその調節/明るさ/照明/室内気候と暖房/換気と通風/外回りの役割/屋根/壁/床/窓・扉 ・住居の骨と血管 構造と材料/地震と風/構造と間仕切り/配線と配管 ・住居の形 現代住居への疑問 3 住居をつくる ・その前提 ・一戸の住居の問題 面積を減らす/使い方の変化/生活の一体化と分離/組織と動線による節約/寸法の検討/単純化/地の利用 ・社会化 ・結び
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