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書籍名: |
明治の皇室建築 国家が求めた「和風」像
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著者名: |
小沢朝江 |
発行所: |
吉川弘文館 |
判型: |
190×130 |
ページ: |
228 |
価格(税込): | ¥ 1,870 | 価格(税別): | ¥ 1,700 |
発行年月: |
2008.11 |
商品コード: |
64205663 |
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維新後いち早く断髪・洋装し、「洋風」化の手本とされた天皇や皇族。しかし明治天皇は「和風」建築でありながら内部は「洋風」の宮殿に住み、東宮には「和風」装飾が隠された御所が造営された。皇室の建築が表現しようとしたものは何か。巡幸先の行在所、別荘である御用邸などの様式も具体的に紹介しつつ、明治国家が求めた「和風」空間を探る。 ■目次 ・「和風」と「洋風」 プロローグ 明治天皇の地方巡幸/明治天皇と「和風」「洋風」/嘉仁親王の地方巡啓/行在所が担うもの ・明治宮殿 「和風」の創造 皇居造営計画/近代皇居の機能と空間/「和風」のリバイバルモチーフ/明治宮殿から貴賓室へ ・東宮御所 隠された「和風」装飾 東宮御所の造営計画/東宮の空間・東宮妃の空間/東宮・東宮妃の想定生活像/隠された「和風」装飾/対称の平面・非対称の意匠 ・御用邸 「和風」の嗜好 御用邸の誕生/皇族たちの別邸生活/近世の嗜好を継承する ・皇族本邸 「洋風」推進から「和風」回帰へ 東京遷都と皇族本邸/「洋風」推進から「和風」回帰へ ・「和風」の誕生 エピローグ ・あとがき ・参考文献
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