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書籍名: |
日本近現代建築の歴史 明治維新から現代まで
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著者名: |
日埜直彦 |
発行所: |
講談社 |
判型: |
四六 |
ページ: |
424 |
価格(税込): | ¥ 2,475 | 価格(税別): | ¥ 2,250 |
発行年月: |
2021.03 |
商品コード: |
06522867 |
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本書は、明治維新から現在に至る日本の建築史を一筆書きで描き出す試みである。日本の建築史については、これまで幾多の著作が書かれてきたが、1970年までで終わるものがほとんどで、その後の時代を包含するものはない。バブル経済に沸き立った1980年代を経て、長い不景気の時代を迎えた日本は大きな変化を受けている。ならば、21世紀の今、本当に必要なのは、この150年の歴史を通覧することにほかならない。
本書を読めば、日本の建築について知悉できるばかりか、建築とは何か、そして建築物とともに生きるとはどういうことなのか、という重要な問題について明確なイメージをもつことができるだろう。建築家として活躍するだけでなく、建築批評でも定評ある地位を確立してきた著者が手がけた壮大なドラマ、ついに完成。
■目次 ・序章 建築の保守性とその例外としての日本近代 世界的な近代建築の普及と日本の特殊性 通史の不在と現在の見え難さ 三つの着眼
・第一部 国家的段階 第一章 明治維新と体系的な西洋式建築の導入 第二章 非体系的な西洋式建築導入 第三章 国家と建築家 第四章 明治期における西洋式建築受容の到達点 第五章 直訳的受容から日本固有の建築へ 第六章 近代化の進行と下からの近代化の立ち上がり 第七章 近代建築の受容と建築家の指向の分岐 第八章 総動員体制とテクノクラシー 第九章 戦災復興と近代建築の隆盛 第一〇章 建築生産の産業化と建築家のマイノリティ化 第一一章 国家的段階の終わり
・第二部 ポスト国家的段階 第一章 ポスト国家的段階の初期設定 第二章 発散的な多様化と分断の露呈 第三章 新世代の建築家のリアリティと磯崎新 第四章 定着した分断とそれをまたぐもの 第五章 バブルの時代 第六章 一九九◯年代以降の展開と日本人建築家の国際的な活躍 第七章 ポスト国家的段階の中間決算
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