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書籍名: 幻の万博 紀元二千六百年をめぐる博覧会のポリティクス
著者名: 暮沢 剛巳、江藤 光紀、鯖江 秀樹、寺本 敬子
発行所: 青弓社
判型: 四六 ページ: 295
価格(税込):¥ 3,300価格(税別):¥ 3,000
発行年月: 2018.09 商品コード: 78727414
 
   内容・概要   
1940年、東京オリンピックとともに開催が計画され、総合芸術の一大イベントだった紀元二千六百年記念万国博覧会。日中戦争の激化に伴って、オリンピックともども実質的な中止に追い込まれた「幻の万博」は、いったい何を目指していたのだろうか。

紀元二千六百年の奉祝行事だった「幻の万博」は、海外の多くの参加国や来場者を見込み、教育や産業振興はもちろん、当時の実験的な芸術や新しいメディアを数多く披露しようとしていた。芸術やアトラクションを通じて、国内外へのプロパガンダを企図していたのである。同時代のパリ万博やローマ万博と比較し、満州国美術展覧会や満州映画協会との関連も調査して、戦争と抜きがたい関係性にあった「幻の芸術の祭典」の実態に迫る初の研究書。

■目次
・幻の紀元二千六百年記念万国博覧会 暮沢剛巳
 第1章 幻の紀元二千六百年記念万博 開催計画の概要とその背景 暮沢剛巳
 第2章 肇国記念館と美術館 紀元二千六百年記念万博の展示計画 暮沢剛巳
 第3章 プレ・イベントからみる幻の万博 横浜復興博とプロパガンダ 江藤光紀
 第4章
 パリに出現したナチのショーウインドー 一九三七年パリ万博へのドイツ出展 江藤光紀
 第5章 幻のなかの経験 ローマ万博の展示空間 鯖江秀樹
 第6章 一九三七年パリ万博への日本の参加とその背景 寺本敬子
 第7章 万博という代理戦争 植民地表象を中心に 江藤光紀
 第8章 満州で考える
 人工国家・満州国の実験に探る紀元二千六百年記念万博の痕跡 暮沢剛巳

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