鈴木博之による建築時評集(1975一80)。
■目次 ・建物は兵士ではない 何をいかに模倣するか 町の小公園には陰がない たかがチリ紙と言うなかれ 「江戸前横丁」を見て感あり 「建築の学校」に参加して 荒れはてた砦を旧に復す 都市の景観遺産を守れ 砂絵呪縛 町並み研究の研究 建築家、作曲家そして批評家 「引用と暗喩の建築」の建築家 建築家の老いと成熟 遠くまで行くんだ 同時代における歴史叙述と批評 虞や虞やなんじをいかんせん 保存と創造 建築の私小説化 マイナーのブルースよりも ポスト、、、の位相 文化への接し方 剣が峰に立つ日銀・福島支店の保存問題 土地神 ジョン・ソーンとルキノ・ヴィスコンティ 「菊」と「奥」 住宅作品の貧困 私的郊外論 ミカドとミカドヤあるいは八〇年代論 上野の杜の秦楽堂 なぜ現地保存か 世紀末から世紀末へ あるいは建築家のランディング あとがき
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