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| 書籍名： |
茶の湯空間の近代 世界を見据えた和風建築
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| 著者名： |
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| 発行所： |
思文閣出版 |
| 判型： |
A5 |
ページ： |
280 |
| 価格(税込)： | ¥ 6,380 | 価格(税別)： | ¥ 5,800 |
| 発行年月： |
2018.02 |
商品コード： |
78421930 |
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本書は、近代数寄屋建築の数少ない専門家である著者が、茶の湯の系譜を考慮しつつ、「茶の湯空間」が近代においてどのように理解されてきたのかを読み解く試みである。近年、国内においても伝統建築の保存や活用についての関心が高まっている状況において、近代和風建築関連の諸研究の発展に寄与せんとするものである。
■目次
・はじめに
・第一章 茶の湯空間の近代、その概要
世界の視点・近代の視点からの茶の湯空間
近代以前の茶の湯空間とその影響
西洋文化の受容と茶室
ジェントルマン・アーキテクトとプロフェッショナル・アーキテクト
・第二章 公の場所に設置された数寄屋
冬の時代に誕生した茶の湯空間
明治初期の東京の公園と社交施設
芝公園と紅葉館
?町公園と星岡茶寮
・第三章 明治期の茶室の文献
明治期の茶室と茶の湯の文献
今泉雄作「茶室考」
本多錦吉郎『茶室構造法』
武田五一の茶室研究
好古類纂・桂離宮と茶室
・第四章 大正期の茶室の文献
大正期の雑誌にみる茶室
田園都市と田舎家と茶室
・第五章 昭和前期の茶室の文献
近代建築による茶の湯空間の再発見
「茶室と茶庭」特集号
「日本建築再検・数寄屋造」特集号
「近代数寄屋建築」特集号
「茶室建築」特集号
・第六章 近代の安土桃山イメージ
猿面茶室と愛知県博覧会
豊臣秀吉と近代の茶室
近代の利休イメージと茶室
・第七章 高谷宗範と松殿山荘
高谷宗範の建築活動
芝川邸をめぐって
松殿山荘
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