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書籍名: |
デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂
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著者名: |
落合陽一 |
発行所: |
PLANETS/第二次惑星開発委員会 |
判型: |
A5 |
ページ: |
285 |
価格(税込): | ¥ 3,080 | 価格(税別): | ¥ 2,800 |
発行年月: |
2018.06 |
商品コード: |
90532509 |
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十分に発達した計算機群は、自然と見分けがつかない。 デジタルネイチャー、それは落合陽一が提唱する未来像でありマニフェストである。 ポストモダンもシンギュラリティも、この「新しい自然」の一要素にすぎない。否応なく刷新される人間と社会。それは幸福の、経済の、民主政治の再定義をもたらす。新たなるパラダイムはここから始まる・・。
「我々は、「ゲート」や「つなぎ目」のない世界を生み出し、標準化を多様性で置き換え、個人の幸福や不安といった人間性に由来する強迫観念をテクノロジーによって超越しうる。我々にとって必要なのは、テクノロジーが向かう未来へのビジョンと情熱だ。」(あとがきより)
■目次(一部) 第1章 デジタルネイチャーとは何か 機械と自然が融合する時代が始まる メディアアーティストとしてのエジソン 電流戦争から100年後の直流的デジタル社会 〈近代〉を規定する「エジソン=フォード境界」を乗り越える 「AI+BI型」と「AI+VC型」に分化する社会 「タイムマネジメント」から「ストレスマネジメント」の時代へ
第2章 人間機械論、ユビキタス、東洋的なもの 〈人間〉と〈機械〉の統一理論・サイバネティクス 「End to End」という魔術 サイバネティクスとユビキタスを思想的に継承する 計算機自然が〈人間の補集合〉となる
第3章 オープンソースの倫理と資本主義の精神 マルクスとウェーバーに還って現代のエコシステムを考える オープンソースの倫理と資本主義の精神 絶えずリセットされ続ける市場の出現 「脱倫理性」がもたらす可能性
第4章 コンピューテーショナル・ダイバーシティ リアル/バーチャルからマテリアル/バーチャルへ 〈人間‐機械〉の中間領域にあるオルタナティヴ コンピューテーショナル・ダイバーシティ ダイバーシティにコミュニティや社会の意思決定を最適化する
第5章 未来価値のアービトラージと二極分化する社会 〈楽園〉の世界と〈奴隷〉の世界の二項対立を乗り越える 第三のてこの原理「アービトラージ」 帝国に対抗する「ラボドリブン」の可能性
第6章 全体最適化された世界へ コード化によって変わる遺伝的多様性 ロボティクスとVRによって解放される「身体」 解体される「自我」「幸福」「死」の概念 失われた多様性をインターネットが担保する 人間の生物的限界を超えた知性が出現する
終章 思考の立脚点としてのアート、そしてテクノロジー 〈超人〉・〈身体性〉からデジタルネイチャーへ 〈物質〉と〈実質〉の境界を突破する 〈生命〉と〈機械〉の新しい関係 不可視のデータ、そして重力からの解放へ 風景と計算機自然
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