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書籍名: |
物語 ものの建築史 屋根のはなし
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著者名: |
石田潤一郎 |
発行所: |
鹿島出版会 |
判型: |
四六 |
ページ: |
128 |
価格(税込): | ¥ 1,430 | 価格(税別): | ¥ 1,300 |
発行年月: |
1990.04 |
商品コード: |
30609298 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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わが国の建築物の屋根について考察していくと、それが単なる建築の一部分をなすものではないことがわかる。屋根というものは、その時代の建築についての考え方を集約的に表現し、さらにまた、建設技術の水準を的確に反映する存在なのである。
■目次 第一章 屋根をさかのぼる 1 「小屋」って何? 2 屋根の形はどうして決まるか 3 日本列島に屋根が現われたころ 4 竪穴式住居を燃やさない方法 5 ヤネの語源 6 辞書の定義はおかしいぞ 第二章 屋根が変わる、建築を変える 1 まぼろしの規模表記 2 中世の屋根革命 3 屋根と天井 4 重層する屋根 5 隠された独創 桔木 6 西洋と出会う屋根
第三章 茅葺き屋根 その技術体系 1 茅の小博物誌 2 茅の度量衝 3 屋根かご 茅をささえる技術 4 茅葺きの要を「とっくりじめ」に見た 5 棟の作り方 6 茅は根元を下に 7 名人は屋根を粘土のように扱った 8 茅葺き屋根はなぜ消えたか? 9「22条」のもたらしたもの 第四章 素材と造形 1 優美さの背景 檜皮葺き 2 檜皮葺きの経てきた道 3 貴と庶の楕円宇宙 板葺き 4 謎の耐火建築 牡蠣殻葺き 5 権現様とポスト・モダン 金属屋根 6 風に舞い散るスレートもあった
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