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書籍名: |
ふりかえれば未来がある 風土に学ぶ「神楽坂建築塾」の活動
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著者名: |
神楽坂建築塾 編 |
発行所: |
建築資料研究社 |
判型: |
A5 |
ページ: |
287 |
価格(税込): | ¥ 2,750 | 価格(税別): | ¥ 2,500 |
発行年月: |
2017.06 |
商品コード: |
86358511 |
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新しさ・巨大さを追い求めるのではなく、風土と文化、職人の技能と生活の智慧に根差した建築とひとの関係を模索する、現代版・寺子屋「神楽坂建築塾」。スクラップ&ビルドへの異議、歴史的建造物保存活用、木造建築復権を目指した「継承と再生」など、20年にわたる講義とワークショップの記録を集成。ここに、モダンを超えるオルターナティヴの建築像を提示する。
■目次 序:未来へと智恵をつなぐ〈神楽坂建築塾〉 齊藤祐子 ・一章 「神楽坂建築塾とは」 ・二章 「まちづくりと文化財、再生」 神楽坂のまちから−登録有形文化財と神楽坂のまちなみ 鈴木喜一・渡邉義孝 ほか ・三章 「住まいづくりの作法を学ぶ」 人との出会い−『住宅建築』名物編集長が語る、人と建築 立松久昌 今、知織を智恵に変える −大工・田中文男が語る、これからの設計者&職人像 田中文男 ほか ・四章 「ヴァナキュラーと伝統」 イギリスに見る田園都市の思想 −大正の「獄舎」建築と田園都市に共通する視点とは 長谷川堯 ほか 大工道具の文化、職人の現状と未来 −大工道具の歴史と、手仕事による家づくりの危機 田中隆義 ほか ・五章 「森と環境」 山と職人と住み手のネットワーク −日本の気候風土に適した住宅のつくり方 丹呉明恭 森と建築の再生−戦後の小住宅に木造建築のあり方を学ぶ 戸塚元雄 紀州の林業と家づくりを学ぶ −山と持続的に付き合う木の家づくりとは何か 中村伸吾・榎本長治ほか ・六章 「ふ〜らり・旅と建築」 中国民家に見る風景の力−安徽省・宏村、自然と調和する集落と住まい 平良敬一 日本の民家 屋根の記憶−レンズがとらえた日本の原風景 大橋富夫 チベット高原、二つの集落と小学校建設 −地域の伝統技術でいつまでも使い続けられる校舎を 齊藤祐子 ほか ・七章 「建築塾の活動」 益子・土と建築−土の力、土の魅力を発見する 齊藤祐子 つくばで古民家の調査と解体を見学する −地域の資源を再生するための手法 對馬英治 ほか ・八章 「まちあるき」
・コラム:神楽坂建築塾との出会い
・鈴木喜一がまいた種 時森幹郎 全講座リスト 終:「まちの記憶と建築の価値」を社会と共有する −神楽坂建築塾の先進性 中村謙太郎
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