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書籍名: |
もうひとつの京都 モダニズム建築からみえてくるもの
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著者名: |
松隈洋・総括 |
発行所: |
京都工芸繊維大学 |
判型: |
A4 |
ページ: |
223 |
価格 : | 在庫なしのため未定 (入荷後状態によって価格設定を行います) |
発行年月: |
2011.02 |
商品コード: |
N0080485 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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高額古書 |
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本書は展覧会「もうひとつの京都 モダニズム建築からみえてくるもの」の図録。 1920年代から1970年代に建てられた京都におけるモダニズム建築の軌跡をたどっています。 京都においてモダニズムの思想がいかに受容されたのか、京都という場所を建築家たちはどのようにとらえたのか、明治以降の近代化と西欧化の流れの中でモダニズムへの転換はどのよに進んだのかなど、これまであまり意識されてこなかった視点でモダニズム建築を概観します。
■目次 ・ごあいさつ 過去と未来をつなぐために 京都のモダニズム建築から見えてくるもの 松隈洋
・I 京都のモダニズム建築の夜明け/逓信建築の遺産 京都に見る逓信モダニズム 観音克平 京都中央電話局西陣分局 1921年/京都中央電話局新上分局 1924年/京都中央電話局 1926年、1931年
・II プロフェッサー・アーキテクトたちの系譜/戦前から戦後へ プロフェッサー・アーキテクトの系譜 石田潤一郎 大阪毎日新聞社京都支局 1928年/京都電燈本社 1937年/本野精吾邸 1924年/鶴巻鶴一邸 1929年/聴竹居 1928年 構立てと生命 森田慶一の建築と思想 田路貴浩 京都帝国大学農学部表門及び門衛所 1924年/楽友会館 1925年/京都大学基礎物理学研究所湯川記念館 1952年/京都帝国大学理学部花山天文台 1929年 近代京都における建築運動の足跡 笠原一人 増田友也の建築的思惟 京都大学総合体育館に於ける作品生成のロゴス 前田忠直 京都大学総合図書館 1972年 「京都大学総合図書館」を読む 増田友也の思想と作品 朽木順綱 インタビュー 前田忠直 素顔の増田友也
・III 戦後モダニズム建築の開花と展開/伝統と近代 京都会館 1960年/都ホテル佳水園 1959年/同志社大学アーモスト館ゲストハウス 1962年 山田守と京都タワービル 大宮司勝弘 京都タワービル 1964年/国立京都国際会館 1966年、1973年/桂カトリック教会 1965年/ホテルフジタ 1970年/同志社女子大学図書館 1977年 京都コミュニティバンクの空間計画 玉田浩之 京都信用金庫の各支店 1970-88年 インタビュー 菊竹清訓・鈴木啓二 京都信用金庫空間計画について聞く 実践としてのモダニズム 京都に近代主義建築を根付かせた富家宏泰 中川理
・資料編 草の根のモダニズム建築 失われたモダニズム建築 コラム 玉田浩之 モダニズム建築の保存再生 インタビュー 若林広幸 京都の近代建築を守る インタビュー 槇文彦 京都国立近代美術館を設計して インタビュー 内藤廣 京都で建築をつくるということ
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