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書籍名: 場所の記憶
大阪東部下町/旧神路村界隈とその周辺まちづくり史
著者名: 竹内睦男
発行所: 南風舎
判型: A5 ページ: 266
価格(税込):¥ 2,530価格(税別):¥ 2,300
発行年月: 2021.08 商品コード: 99091681
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   内容・概要   
著者の生まれ育った大阪市内の旧神路村とその周辺を対象に、原風景やかつての下町の暮らし・文化にも触れながら、主として大正期から今日に至るおよそ100年余りのまちづくりの歴史を辿る。 地域の人たちに、自分たちの「まちの歩み」を知ってもらい、これからの「まちづくり」に少しでも役立ててほしい、そんな思いが込められた1冊。

「大阪に東成という下町があることは知っていたが、ここが、古代・奈良の都への道辺だったとは!そして明治から大正、田んぼは埋め立てられて小さな工場やたくさんの住宅が。花街も生まれた。落語家も住んだ。
やがて戦後、平成から令和へと。さて、未来は?長く「まちづくり」に携わってきた竹内さんが子ども時代の記憶もまじえて、旧神路村とその周辺の昔・今・これからを熱く語る!」高見澤邦郎(都市計画家・東京都立大学名誉教授)

■目次                     
はじめに
第1部 まちづくり前史
 台地の東に生まれた集落、秀吉の城下町づくりと暗越奈良街道
 幕府直轄支配と当地農民たちの抵抗、大和川の付け替えと平野川流域のこと
 街道のエピソード、この地の原風景、明治の大合併と南新開荘村(神路村)の誕生
 坂東小学校(後の神路小学校)の創設 ほか

第2部 地域まちづくり史
・第1章 まちの形成
 大阪の市域拡張と大大阪の誕生、未完に終わった1899年の大阪計画
 伝染病流行で急がれた水道敷設、いわゆる市電道路のこと
 本格的に動き始めた大阪の都市づくり、シンボルストリート「御堂筋」の建設
 1928年の大大阪計画の樹立、計画道路とモダンなロータリー ほか
・第2章 大戦と防空都市づくり
 戦時体制下で計画された大公園緑地、防空空地計画と建物強制疎開
 総力戦大戦下での町会隣組、学童疎開と都市強制残留、大空襲のこと
・第3章 まちの復興とまちの改造
 激減した人口と都会地転入抑制、ヤミ市からの再スタート
 応急住宅と戦前借家の持家化、6・3制の学校づくり
 戦災復興あれこれ、復興街路計画の顛末
 玉造の復興区画整理事業、東西の都市軸「中央大通」の建設 ほか
・第4章 まちなかの持続と再編
 新しい計画とまちづくり運動のはなし、大阪市総合計画の策定
 2つのキーワード「世界都市」と「市民生活」
 区民参加による計画づくり、商店街の盛衰とスーパー・コンビニエンスストア
 ものづくり文化のDNA、激減する長屋・進むマンション化 ほか

第3部 まちの記憶
 計画開発された今里新地花街、上方落語を育んだ今里片江
 古代と近現代の多文化共生、鎮守の杜と地域神話
 法明上人と契沖阿闍梨のこと、まちなかの祭り文化
 作家たちとまちの記憶

   関連書籍   
 
表紙大大阪イメージ 増殖するマンモス/モダン都市の幻影
表紙新・大阪モダン建築 戦後復興からEXPO70の都市へ
表紙大阪の近代建築と企業文化
表紙まちに住まう 大阪都市住宅史

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