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書籍名: |
都市の<隙間>からまちをつくろう ドイツ・ライプツィヒに学ぶ空き家と空き地のつかいかた
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著者名: |
大谷悠 |
発行所: |
学芸出版社 |
判型: |
四六 |
ページ: |
240 |
価格(税込): | ¥ 2,420 | 価格(税別): | ¥ 2,200 |
発行年月: |
2020.10 |
商品コード: |
76152747 |
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日本に先駆けて急激な人口減少を経験した都市、ライプツィヒ。空き家と空き地の大量出現に大混乱する行政と市場をしり目に、<隙間>で生き生きと活動を始めたのは、資金もスキルもない「素人」たちだった。自分たちの手でまちをつくりつづける6事例の試行錯誤から、不安定な時でもシステムに頼らず生き抜くヒントを探る。
■目次 ・序章 都市の〈隙間〉とはなにか ・都市の〈隙間〉からまちをつくるということ ・空き家・空き地を「問題の解決」で語る限界 ・アリになって都市の〈隙間〉に潜り込んでみよう
1章 都市の〈隙間〉を巡るライプツィヒの30年史 前史:革命世代と英雄都市ライプツィヒ 1990年代:縮小都市、ライプツィヒはまだ救えるか? 2000年代前半:都市に穴をあける「穿穴都市」政策 2000年代後半:空き家・空き地で盛り上がる住民の活動 2010年代:「ドイツで一番住みたいまち」のあらたな課題 4度変化したライプツィヒにおける〈隙間〉の意味 [コラム]都市の〈隙間〉に芽生えた4つの仕組み
2章 都市の<隙間>におこった5つの実践 都市の<隙間>は住民の活動に大きな役割を果たした No.1 本の子ども 空き家と失業者がつくるクリエイティブな絵本工房 No.2 ロースマルクト通りの中庭 プライベート空間を地域に開く No.3 みんなの庭 ゴミだらけの空き地に生まれた都市農園 No.4 ギーサー16 廃工場を占拠したスクウォッターによる文化施設 No.5 クンツシュトッフェとハウスプロジェクトLSW33 不動産市場から引っこ抜かれたものづくりのコロニー <隙間>に生まれた「素人」たちの活動 3章 日本の家:まちを「つくりつづける」素人の暇人たち I. 黎明期:暇だから始めた「家」づくり II. 転換期:ごはんの会の始まり III. 発展期:さまざまな人びとがあつまる地域のリビングへ IV. 再転換期:メンバーの交代とあたらしい体制
終章 <隙間>から見えてくる都市の未来 ・制御できないからこそ住民と行政が顔つき合わせる契機となる ・「素人」がまちをつくることを後押しする ・多様性と偶然性に満ちた生々しい関わり合いの舞台 ・都市の<隙間>でモヤモヤした未来を引き受ける訓練をしよう ・あとがき わたしの遊び場 神社裏の空き地からライプツィヒの空き家へ
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