和漢洋の宇宙論的な建築の系譜学を踏まえながら、重層的な意味の充満するシンボリックな世界を浮上させるモヅナキコウ。建築学会受賞に輝く、現代日本建築界の異才、待望の第一作品集。
■目次 記憶の建築、都市の記憶/アイヌ民俗資料館/釧路市湿原展望資料館/釧路市立博物館/反往器/宇宙庵 I・II・III/阿弥陀からの弥勒への七つのメッセージ/天・人・地/陰陽の間/鏡の間/間の間/禅寺/聖なる三つの島/都市のなかの二河白道/箱・箱・箱-または毛綱モン太の風の建築 種村季弘/宇宙を孕む夢-毛綱毅曠の建築記憶術 布野修司/異界との交信 (対談)横尾忠則・毛綱毅曠/あとがき/著者略歴
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