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書籍名: |
復刻版 本瓦葺の技術
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著者名: |
太田博太郎 監/井上新太郎 著 |
発行所: |
彰国社 |
判型: |
B6 |
ページ: |
295 |
価格(税込): | ¥ 2,860 | 価格(税別): | ¥ 2,600 |
発行年月: |
2009.11 |
商品コード: |
39501233 |
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多くの復刊を望む声に応え、再版することとなった1974年初版刊行の復刻版。内容は国宝・重要文化財を多く手がけた本瓦葺の名職人が、自ら体得、または編み出した技法をまとめたものである。伝統的な技術の伝承者が少なくなってしまった現在、本書は設計者、施工者、または葺師などの和風建築に携わる人々にとって、貴重なバイブルとなるであろう。 ■目次 ・I 準備編 一、野地板を作るまでの注意 破風取付けの高さ/破風尻の高さ/箕甲中央部の野地/向拝付野地の反り 寄棟造りの棟 二、野地が出来てからの注意 掛瓦断面原寸図 三、起源 鬼瓦の陰陽/飛鳥の破風について/朝鮮の破風および降棟・隅棟・向拝・箕甲 鎌倉時代以後の破風 降棟について/隅棟について/室町時代の瓦 四、瓦関係の心得 諸瓦寸法/掛瓦寸法算出/掛巴について/二ノ平について/隅唐草 鬼瓦・隅巴・熨斗 五、特殊瓦 拝み唐草・拝み巴/谷瓦角度/谷唐草・剣付け/谷巴/二枚続き隅唐草型台 六、葺き準備 割付け/唐破風掛瓦割付け/棟反りの準備/平葺の凹凸直し/向拝付野地の凹凸調べ ・II 施工編 七、各種瓦葺工法 地葺の工法 一/地葺の工法 二/平瓦について/巴について/丸について 掛瓦唐草/掛瓦二ノ平/掛瓦巴/箕甲平/袖丸/鬼瓦/大棟/降棟/隅棟 甍棟・組棟/雁振および鳥衾/寄棟造 地葺/寄棟造 大棟/寄棟造 隅棟 宝形造 露盤/唐破風 向拝掛瓦/隅唐草/隅巴/桟瓦葺の向拝 ・III 参考編 八、参考 線/勾配/土葺/空葺 木造/コンクリート屋根(土葺)/コンクリート屋根(空葺) 参考事項/海竜王寺五重小塔模型 九、雨仕舞 雨漏りについて/瓦屋根の寿命と野地について 十、古代瓦の識別 古代瓦について/平瓦の変遷/丸瓦の過程/唐草瓦の変遷 十一、瓦の作り方 平瓦の作り方/丸瓦の作り方/唐草瓦瓦当の付け方/巴瓦瓦当の付け方 行基葺の施工法/時代鑑別の注意/鵄尾の横穴について 十二、まとめ 復刻版の発刊によせて/序/井上さんと私/あとがき
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