|
書籍名: |
ゼムパ−からフィードラーへ
|
著者名: |
河田智成 編訳 |
発行所: |
中央公論美術出版 |
判型: |
A5 |
ページ: |
259 |
価格(税込): | ¥ 3,850 | 価格(税別): | ¥ 3,500 |
発行年月: |
2016.04 |
商品コード: |
80550760 |
|
|
名著『様式』の著者ゼムパー(1803-1879)の『建築芸術の四要素』とフィードラー(1841-1895)の『建築芸術の本質と歴史』という近代美学史上、著名な論考を1冊に収録し解題を加えたもの。
ゼムパーとその影響を受けたフィードラーは建築と美術の根源的生成における近代的理論付けに尽力した。フィードラーはリーグルやヴェルフリンなど芸術の自立性を証する「基礎概念」に通ずる道を開き、ゼムパーの絨毯から発展する建築の被覆論を提唱した主著「様式」では、その後の近代建築理論とその実践者ヴァーグナーやロース、ライトから現代建築にまで遠大な影響を与え続けている。それは言うまでもなくポリクロミー(多彩色)理論をめぐる『様式』に先駆けた本書の考察に淵源をもつゼムパーのあらゆる重要な文献の本邦初訳である。
■目次 ・建築芸術の四要素−比較建築学への寄与− 1851 ゴットフリート・ゼムパー I. 概観 II. ピュティア III. 科学的証拠 IV. 推論以上のもの V. 四つの要素 VI. 応用 原註 訳註
・建築芸術の本質と歴史 1878 コンラート・フィードラー I. II. III. 訳註
・解説
|
|
|
|
|
|