|
書籍名: |
続モダニズム建築の軌跡 環境へ
|
著者名: |
内井昭蔵/仙田満 監修 |
発行所: |
LIXIL出版 |
判型: |
220×155 |
ページ: |
339 |
価格(税込): | ¥ 3,300 | 価格(税別): | ¥ 3,000 |
発行年月: |
2003.05 |
商品コード: |
87275115 |
|
|
日本の高度成長にかげりが見えはじめた1970年代は、政治的な学生運動が力を失い、環境、公害問題が現れてきた時代でもあった。このような中、建築家たちは60年代にみられたメタボリズムなどに代表される技術至上主義に疑問を持ちはじめ、個別的な建築空間から開かれた環境という相互的な関係性のフィールドへと大きく足を踏み出していく。所沢聖地霊園、京都美術館収蔵庫、基督兄弟団四宮教会、国技館、海の博物館、桜台コートビレジなど、現在にも輝きを失わない当時の建築群からは、既存建築や町並み、地形、また伝統や地域に対して、どのように関係するのか、どう読み解いていくのかという問題にそれぞれの方法で向かい合う建築家の姿勢を見て取ることができる。 30代から40代の時期に70年代を過ごした香山壽夫、原広司、林雅子ら13人の建築家たちが何を考え、どのように自分自身の活動を展開していったのか。本書では2002年8月に急逝した内井昭蔵による建築家たちとの対談と彼等を知る次世代の建築家たちによる作品論から13人の活動の軌跡を辿り、今に続く建築界の流れを探究する。 好評を得た「モダニズムの軌跡 60年代のアヴァンギャルド」の続編。
|
|
|
|
|
|