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書籍名: |
現代住宅研究の変遷と展望
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著者名: |
(財)住宅総合研究財団 |
発行所: |
丸善 |
判型: |
B5 |
ページ: |
365 |
価格 : | 在庫なしのため未定 (入荷後状態によって価格設定を行います) |
発行年月: |
2009.09 |
商品コード: |
62108176 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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低額古書 |
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住宅研究の先人たちは、戦後の大量供給、家族構成や人口構造の変化、ライフスタイル、高齢社会、過疎化、工業化等をキーワードに様々な角度から調査・分析を行い、時代に対応あるいは先取りする提案を行い、さらには実践をしてきた。 本書では、たとえば戦後の大量公共住宅供給時代に公団の標準規格となった「51C型」、高度成長期以降の核家族の経年変化に対応した「順応型」、高齢者施設を病院型から開放した「ユニット型」といった現代日本の重要な住宅計画や住宅政策を取り上げ、これらの出現に影響を与えた研究論文や文献等を調査・追跡し紹介したもの。各文献については、テーマごと、そして戦後復興期、高度成長期、バブル期、安定成長期といった時代区分ごとに分類し、それぞれの分野における気鋭の研究者による評価が示されている。本書で紹介されている研究論文は、それぞれの時代を反映したものであると同時に、次の時代のテーマが包含されており、住宅研究者必読の1冊となっている。
■目次 第 I 部 住宅研究の変遷 1章 家族と住様式 ―近代家族の成立/標準から多様化へ/個性化する家族 2章 住宅供給 ―大量供給時代/多様化への対応/ハウジング論 3章 集住様式 ―生活空間/個別性・複雑性/持続性 4章 高齢者居住 ―ケア付き住宅/バリアフリー化/施設から住宅へ 5章 住宅政策・住宅市場と住教育 ―住居基準/公共住宅論/住宅市場と政策 6章 住宅管理と居住地管理 ―集合住宅管理/マンション管理/再生とまちづくり 7章 住宅構法と住宅生産 ―工業化/在来木造住宅/ストック型社会の構法 8章 建築史における住宅 ―古代から近世/近・現代 9章 都市計画における住宅 ―地域性/住環境整備制度/都市と住宅 10章 農村計画における住宅 ―過疎化/環境資産/災害と農山漁村 11章 環境工学における住宅 ―快適性/健康問題/地球環境問題 12章 住宅系学位論文の動向 第 II 部 これからの住宅研究 1章 少子高齢化と家族・コミュニティの再編 ―縮小型計画/家族型/都市郊外の高齢化/超高齢社会 2章 住宅ストックの増大と環境問題への対応 ―統合型研究/住まいの履歴書/省エネルギー技術 3章 住宅政策の転換とまちづくり・むらづくり ―まちづくりの観点/集住の知恵の再発見/住宅・居住地管理展望
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