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書籍名: |
村野藤吾建築設計図展カタログ 10 アンビルト・ムラノ
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著者名: |
石田潤一郎 監修/笠原一人 統括 |
発行所: |
京都工芸繊維大学 |
判型: |
A4 |
ページ: |
151 |
価格 : | 在庫なしのため未定 (入荷後状態によって価格設定を行います) |
発行年月: |
2008.11 |
商品コード: |
N0080438 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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高額古書 |
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村野藤吾は多作の建築家として知られているが、数多くのアンビルト作品があった。節目となる第10回村野藤吾建築設計図展は、アンビルト・プロジェクトに焦点を当てた。京都工芸繊維大学が所蔵する村野の図面資料の中から、ダンスホール、中山製鋼所附属病院、橿原丸、宇部図書館、東京都庁舎、志摩グランドホテル、文京学園仁愛講堂など、戦前から晩年にかけて計画されたものの実現しなかった18作品を選び、図面やスケッチ、そして模型を新たに製作し展示した。
■目次 ・ごあいさつ ・UnbuiltとUnbuildableのあいだ 石田潤一郎 ・村野藤吾2008 竹内次男 ・作品図版 1.ダンスホール(1933年) 赫奕たる「都市建築」へ(その1)-ダンスホール(1933年)- 安達英俊 2.大阪メトロポリタンホテル(1933年) 赫奕たる「都市建築」へ(その2) -大阪メトロポリタンホテル(1933年)- 安達英俊 3.西川商店(1937年) 2つのファサード 大平滋彦 4.川崎会館(1937年) 川崎会館計画案 -「時局」に阻まれた豪華建築- 笠原一人 5.中山製鋼所附属病院(1937年) 中山製鋼所附属病院計画案 -モダニズムへの接近と展開- 平井直樹 6.宇部ゴルフクラブハウス(1937年) 宇部ゴルフクラブハウス 砂野秀裕 7.大丸元町食堂(1938年) 大丸元町食堂計画案 -大衆を誘うふたつの顔- 三宅拓也 8.宇部油化工業(1940年) 宇部油化工業 砂野秀裕 9.橿原丸(1940年) 幻に終わった大型客船・橿原丸の建造計画 -村野が残したそのための内装設計図- 山田雄祐 10.宇部図書館(1949年) 宇部図書館計画案 -「本歌取り」にみる創意- 松下迪生 11.宇部鉱業会館(1949年) 宇部鉱業会館計画案 -プロレタリアートの殿堂と都市の戦後復興- 松下迪生 12.八幡製鉄労働会館(1950年) 八幡製鉄労働会館 -村野藤吾・戦後の飛躍への模索- 西島業士 13.飯田家納骨堂(1951年) 飯田家納骨堂計画案 -小聖堂の原型としての- 笠原一人 14.東京都庁舎(1952年) 東京都庁舎 指名コンペ応募案 -ファサードと形態の操作によるデザインの妙- 松隈洋 15.福岡文化センター公会堂(1959年) 最後の公会堂 川畑博美 16.志摩グランドホテル(1973年) 志摩グランドホテル -リゾートホテルにおけるアイデンティティ- 角田暁治 17.晴山ホテル(1976年) 「晴山ホテル」案にみる複数提案と懊悩 上林功 18.文京学園仁愛講堂(1984年) 村野最期のアンビルト作品 -文京学園仁愛講堂- 福原和則 ・インタビュー 福田晴虔氏に聞く ・建築史の中で村野藤吾を考える 聞き手 石田潤一郎・笠原一人 ・インタビュー 宮本佳明氏に聞く ・ブリコルールとしての村野藤吾 聞き手 笠原一人 ・特別寄稿 村野藤吾の作品に関する考察 Felix Claus ・図面リスト ・村野藤吾作品年表 ・謝辞
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