ル・コルビュジエ特集! この特集では、創造者=表現者はまず感化されることから始めるといういつ変わることのない真実を生涯を通して体現したル・コルビュジエの教えに忠実に、彼自身の建築や住宅から新たに「感化される」ことを目指しています。そのために、カラー写真と図版など、豊富なヴィジュアル資料とともに、第一線で活躍する建築家などによるル・コルビュジエの建築および住宅の再読を通して、いまだ汲み尽くされていないその建築の潜在可能性を多方向から探っていきます。
目次 ■フロム・エディター 開かれた建築 内野正樹 ■レポート ル・コルビュジエ展レポート/ル・コルビュジエ 形をつくる人 今村創平/インフォメーション ■ル・コルビュジエ 開かれた建築 ・フィルミニのサン・ピエール教会 ・ル・コルビュジエと現代建築 新たな生のほうへ 対談-鈴木了二×西沢立衛/「母の家」と庭と風景 石上純也/半世紀前のインド 小嶋一浩/ル・コルビュジエの解放力 坂牛卓/ル・コルビュジエの反-写真的まなざし 高橋堅/「光と色」がつくり出す世界 永山祐子/「曖昧さの建築」をめざして-ドミノ、モデュロールから、整理されえない秩序へ 藤本壮介/チャンディガール 地形としての建築と動的私化 山代悟/不安定な正方形 ヨコミゾマコト ・ル・コルビュジエ建築10撰 ロンシャンの教会堂/ラ・トゥーレット修道院/ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸/サヴォワ邸/ペサックの住宅地/ナンジェセール・エ・コリ通りのアパート/カップマルタンのキャバノン/マルセイユのユニテ・ダビタシオン/スタイン邸/スイス学生会館 ・ル・コルビュジェの住宅をめぐって 「ル・コルビュジエ住宅15撰」五十嵐太郎+槻橋修+南泰裕 シュウォブ邸/オザンファン邸/ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸/ペサックの住宅地/クック邸/スタイン邸/ヴァイセンホーフ・ジードルング/カルタゴの家/ベステギのアパート/スイス学生会館/ナンジェセール・エ・コリ通りのアパート/クルチェット邸/マルセイユのユニテ・ダビタシオン/ジャウル邸/サヴォワ邸 ・サヴォワ邸 建築的散策路 ・いまだ潜在するル・コルビュジエ建築の可能性 座談会-後藤武×南泰裕×山名善之×米田明 ・ル・コルビュジエ読解の現在 複製技術としての建築 後藤武/ル・コルビュジエと人類的思考 米田明 ・写真クレジット
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