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書籍名: |
生きられた家 経験と象徴
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著者名: |
多木浩二 |
発行所: |
青土社 |
判型: |
四六 |
ページ: |
286 |
価格(税込): | ¥ 2,640 | 価格(税別): | ¥ 2,400 |
発行年月: |
2019.05 |
商品コード: |
79177160 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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〈家〉を、住むだけの〈容器〉としてではなく、人間的な時間や空間が織り込まれた複合する〈テキスト〉として捉え、そこに輻輳する人類の思考と想像力を掘り起こす。〈家〉という場に投影された社会・文化の多義性と、人間存在の混沌を見極めるスリリングな現象学。
■目次 1. 生きられた家 生きられる空間 建てることと住むこと かつて、家は・・ 家と巣の比較 隠喩としての家 2. 空間の織り目 空間の発生 仮象としての物 場所の連鎖 おもてとうら 3. 住みつくかたち ことばと空間 空間の図式 内部からの生成 時間テキストのなかの空間 家の境界あるいはコスモロジー 4. 欲動と記号 家と無意識 感覚的な世界 光と闇 物と記号 小さな次元 ブリコラーシュ 5. 象徴とパラドックス 痕跡の宇宙 かくされた図像 アーキタイプ 象徴と両義性 常識の世界 まがいものの役割 6. 時間と記憶 時間のさまざまな位相 記憶と時間 時間のない家 演劇本能あるいはやわらかな宇宙 ・エピローグ ・解説 今福龍太
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