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書籍名: |
住まい学大系101 五一C白書 私の建築計画学戦後史
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著者名: |
鈴木成文 |
発行所: |
住まいの図書館出版局 |
判型: |
B6 |
ページ: |
476 |
価格 : | 在庫なしのため未定 (入荷後状態によって価格設定を行います) |
発行年月: |
2006.12 |
商品コード: |
89977172 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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高額古書 |
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住まい学大系第二期・始動! 住まいをめぐる本のシリーズ「住まい学大系」が7年を経て第二期の活動に入りました。記念すべき第百一巻の著者は、建築計画学の第一人者・鈴木成文さんです。戦後初期、鉄筋コンクリート造公営住宅の全国的普及のため1951年に標準設計された、通称「51C」型住宅。東京大学吉武研究室において、吉武とともにこの設計に力を尽くした著者が、当時の状況を可能な限り再現し、さらにその後の建築計画学の流れと展開を逐一書き下ろし、年譜、事項、人名解説までもすべて著者の手による労作です。丁寧に語られる文章と資料性に富み、研究者だけでなく若い人たちにもお薦めの一冊。 ■目次 ・まえがき ・年譜 ・第一章 戦後復興と公営住宅 世間で「五一C」の取り上げられた状況/戦中・戦後の窮乏と国土復興-私の体験/戦後の社会情勢と復興住宅/不燃・積層公営住宅の発足/公営住宅の全国展開 ・第二章 建築計画学の発進と「五一C」設計 建築計画の理論確立への模索/計画の基礎となる住み方調査/「五一C」に先立つモデル設計/「五一C」設計の過程/吉武研究室の手を離れた「五一C」 ・第三章 住宅の商品化と「nLDK」 「五一C」を過去のものにしたリビングの生成/章住宅設計の花ざかり/住宅産業と「nLDK」/「五一C」は「nLDK」の元凶か ・第四章 住み方の多様化と順応型住宅 標準化・規格化への疑問/多様な住み方の実態/変化と多様化に順応する住戸計画/「順応型」住宅に関する二、三の問題/可変型という変質/リビング多様化・個性化の様相 ・第五章 領域論と住居の開放性 住居と街を結ぶ視点/住宅地の生活領域研究/住戸近傍の生活領域研究/農村住居・農村集落の住環境閉鎖化/住居の開放化と共有領域形成の構造/開放化と街への同化を指向した集合住宅事例 ・第六章 建築計画学の理念 社会の動きと建築計画学/建築計画学と社会学/住居を動かす力についての考察/家族の変容と住居空間/住居の開放化の意味/文化としての住居/建築計画学への理念 ・事項・人名解説 ・参考文献・主要論文・研究報告 ・あとがき ・栞
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