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書籍名: 水屋・水塚 水防の知恵と住まい
著者名: 渡邉裕之、河合孝、畔柳昭雄、高橋裕
発行所: LIXIL出版
判型: A4変 ページ: 84
価格(税込):¥ 1,980価格(税別):¥ 1,800
発行年月: 2016.06 商品コード: 86480514
 
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   内容・概要   
日本大学理工学部畔柳研究室での約15年にも及ぶ調査研究を土台に、本書では、中部の木曽三川、関東の利根川や荒川、また四国の吉野川流域などの洪水多発地域に見られる身を守るための10種類の建築構造物類を、撮下し図版と代々受け継ぐ持ち主の声を織り込んだ文章で紹介。

人間サイズを超える堤防が造築される昨今、個人や小さな共同体でつくられた水防建築類の今日的意味合いを巻末の論考で語る。川とともにある暮らしにはその動きを柔軟に受け入れる文化があり、その姿は地域のプロフィールとなって美しく印象づける。

■目次
 水屋・水蔵
・木曽三川 岐阜県
 伝統的な輪中地域が誇る水防建築の先駆け
・庄内川 愛知県
 酒造りの大事な酵母を守った土蔵式水屋
・撮影を始めた昭和30年、「輪中」という言葉はすでに死語になろうとしていました
 河合孝
・荒川の水屋分布図
・荒川 埼玉県 百万都市・江戸を守った荒ぶる川の氾濫原
・利根川 埼玉県 冬の突風から土壁を守る板張りの蔵

 段蔵
・淀川 大阪府 貴重品ほど高い蔵へ 段々に高くなる連続蔵

 城構えの家
・吉野川 徳島県 暴れ者の四国三郎に対峙する城のように立派な石垣

 石囲いの家
・吉野川 徳島県 全長100mの石垣が家と田畑を守る

 畳堤
・揖保川 兵庫県 住民が畳が持ち寄り欄干に挟んで洪水を防ぐ

 助命檀
・大井川 静岡県 敷地を舟形にして水の勢いをやわらげる

 サブタ
・大野川 大分県 道路に板を差し込んで水の流れを堰き止める

 助磊
・江の川 広島県 石垣の上の1本の柿の木

 一文上がり
・斐伊川 島根県 お金がたまるたびに家の敷地を一段ずつ上げる

・水屋が語る「生きる知恵」 畔柳昭雄
・大切なのは、川を見る目を養うこと 高橋裕

この本のカテゴリー

   シリーズ: 
LIXIL BOOKLET   
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表紙水と生きる建築土木遺産
表紙水都学 V 水都研究
表紙ヴェネツィアのテリトーリオ 水の都を支える流域の文化
表紙水系都市京都 水インフラと都市拡張

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