|
書籍名: |
<都市的なるもの>の現在 文化人類学的考察
|
著者名: |
関根康正 |
発行所: |
東京大学出版会 |
判型: |
A5 |
ページ: |
529 |
価格(税込): | ¥ 9,240 | 価格(税別): | ¥ 8,400 |
発行年月: |
2004.02 |
商品コード: |
13056302 |
|
品切 / 探求書申込扱いとなります。
|
|
現代においては、世界全体がいわば都市になりつつあるといっても過言ではない。本書は、人類学的アプローチから世界の諸都市のさまざまな具体事例を集成して、都市の日常を生きる多様な人間の眼差しを明らかにし、現代社会の都市という生活空間の質を問う。 ■目次 序論 <都市的なるもの>を問う人類学的視角 関根康正 I.都市の原像 <都市的なるもの>の誕生と形式 1.原初の都市トンブクトゥ 赤阪賢 2.TIMBUKTU−沙漠と草原と結び目 岩田慶治 3.中世ヨーロッパの都市性 ハラルド・クラインシュミット 4.那覇の層位学−<都市的なるもの>の南島的形姿をめぐって 松井健 II.都市の支配−<都市的なるもの>の隠蔽と抵抗 ・村落から見る 5.都市が田舎にやってくる−南インドにおける寺院と映画 杉本良男 6.「村人」にとっての都市的経験−ネパールの事例から 7.「正義」のモザイクの可能性 森正美 8.日常のなかの都市性 松田素二 ・都市から見る 9.首都と国民広場−北京における天安門広場の建築 妹尾達彦 10.国民国家のなかの民俗領域のイニシャチブ 11.都市人のこころ−スワヒリ都市ウジジの事例から 日野舜也 III.都市の流動−<都市的なるもの>の錯乱と潜在性 12.スタイルとしての身体−Driving my Body 13.<都市的なるもの>の襞−身体性からの逆照射 松本博之 14.都市と記憶(喪失)について 小田亮 15.不安定労働とホームレス−都市の産物 トム・ギル 16.都市のヘテロトポロジー −南インド・チェンナイ(マドラス)市歩道空間から 関根康正 附論 <「東京」を人類学する>ための覚え書き 関根康正
|
|
|
|
|
|